見出し画像

4月11日 彼に全てを話すことができた日

 ※最初の文に自殺未遂についての内容が含まれている文章がありますので、苦手な方は飛ばしてください。区切り線で、いつもの日記になります。 


 今日は午前3時ごろ、寝ようとする彼にどうしてもということでお話を聞いてもらった。夜遅くなのに本当にごめんね。迷惑をかけてごめんなさい。私の就寝時間や彼の帰宅時間で全然時間が合わなくてこんな時間に相談を聞いてもらうことになってしまった。

 実は、彼に首吊りをしたということはまだ一度も話していない。ものを見つけるのが得意な彼だから、首吊りロープはもしかしたら見つけていたかもしれない。でも、一度だって話すことができなかった。彼が今までやってくれたこと全てを否定するようで、それこそ死にたいほど申し訳がないから。一番話すべき人なのに全く話せなかった。

 でも今回、何もストッパーがない状態でただただ死ぬことだけを求めて首吊りをしたことと、入院する可能性があることはこれからのことにとても関係することなので、伝えなければと思って正直に全て伝えた。

 一昨日、彼から「ちょっとこのへんお片付けしたら。」と言われたので、2時間かけて苦手ながらも頑張ってお片付けした後、急に気持ちが落ち込んだこと。なんで私は人に言われるまでに綺麗な状態を保つことができないのだろう、食器洗いだって、できない日があって遅くに帰ってくる彼にやらせてしまっている。料理なんて全部任せてしまっているし、それなのに私は一日中家にいるのにろくな家事もできない。そのうちに色々と迷惑をかけてきたことが一気に頭の中に流れてきて、ああ、もう死ぬしかないなと思い、彼に向けた遺書を書いて、iPhoneの故人情報なんたらをプリントして、1番のお気に入りのお香を焚いて、首吊りをしたこと。20分やってもやり方が間違っているのかただ苦しいだけで一向に落ちる感覚や死ぬ気配がなくて中断して、うずくまるしかなかったこと。当日も、次の日も彼に話したかったけど話せなかったこと。病院に行ったら、入院をする必要があるかもしれないと言われたこと。全部、全部話せた。私にとっては上出来だった。

 彼はずっとお話を真剣に効いてくれて、気持ちを受け止めてくれた。覚えている限りのかけてくれた言葉を思い出す。本当は、僕じゃなくてあだ名で自分のことを読んでいるんだけど、流石にお名前は出せないのでお手紙を書くときの一人称の僕にしてみた。どれも大切な言葉で、忘れたくない。

・ぽみに死なれちゃねえ、困っちゃうよ。とても困っちゃう。
・こういうことは、すぐに話していいんだよ 
・僕の時間が貴重で、ぽみの時間が貴重じゃないてことなんてない。
・自分を、否定しないで。いつもぽみは自分のことを自分で追い込んじゃっている。できないものはできなくていい。できる人がやればいい。それだけの話だよ。家事が苦手なのは知っているし、エネルギーを使ってしまうこともら知っている。できない時はできないときで僕に声をかけてくれれば大丈夫。
・ぽみの代わりなんていない。こんな尽くし甲斐のある人なんていないだから。僕は尽くすのが大好きなんだよ
・ぽみが死んでしまったら僕の「ぽみが健康に楽しく生きている」という目標はどうするの
・いなくなってしまったら、だれが僕の料理を食べてくれるの
・ぼみが働かなくたって、こうやって生活できていけるんだから。心配することはないよ
・とにかく生きていること。約束。生きていて、そこにいてくれたらそれだけでいい

 午前3時、今日も遅く帰ってきて、明日も仕事あるのに、1時間くらい私の心が落ち着くまでずっと話を聞いてくれた。軽躁気味だったところに、すこし刺激が入っただけでボロボロと私の心は崩れてしまった。まだ自分のことをコントールしきれていないのだ。改めて痛感した。お話聞いてくれてありがとう。


 今日は22時半に寝て、1時半に起きる。そしたら、彼がまだリビングにいたので少しお話をした。そして寝ようとしたけれどもまた起きちゃって、そのタイミングで彼が寝ようとしてたから、最初に書いたお話を聞いてもらった。こんな時間になんて傍迷惑だろう。ごめんなさい。でも、お話を聞いてもらって心が楽になった。そして4時から6時まで寝で起きた。

 朝起きたら、今まで感じたことがないくらい気持ちが平穏になっていた。心が平行線のようになだらか。なにも怖くないし、あんなにびっしりと心に縛りついていた希死念慮が嘘のようにない。少し感覚に違和感を覚えるくらい。とてもすごい薬を処方してもらった。これなら生きられるかもしれない。

 感覚が変なので、お風呂には入らなかった。朝ごはんを食べる。ベースブレッドのシナモンと豆腐プリン、ホット牛乳青汁、コーヒーをいただいた。あまり食べる気はなかったが、ホット牛乳青汁をのんだら食欲が出てきてパクパクと食べられた。 

 歯磨きと、お風呂が入れない分洗顔だけでもと思ってぱしゃぱしゃした。気持ちが良かった。すっきりとした。

 昨日遅くまで話を聞いてくれた彼を起こす。胸が痛い。ごめんね。7時半に起こすことができた。どうか、安全で帰ってきますように。今日はいつもよりも長く、ぎゅっと抱きしめてくれた。泣いちゃいそうだった。

 何にもできない気がする。体は重くないんだけど、動ける感じがしないし何をすればいいのかわからない。とにかく休もうと思った。何も楽しくないのでぼーとして過ごす。そして、寝たいのになかなか寝れないから、CBDグミを舐めてリラックスさせて眠ることができた。2時間くらい。

 お昼ごはんはアスパラベーコンと卵がけご飯、味噌生姜スープの大好きなセットにした。ご褒美セット。がんばったね、生きてて偉いねって思って自分の食べたいものを食べた。おいしかったよ。

 ご飯食べたあともとにかくゆっくり過ごす。本を読もうとしても内容が入ってこない。動画を見ようとしても何も面白さがなく集中力がつづかない。noteの文章を書こうとしても考えがまとまらず上手く言語化できずに固まってしまう。薬の副作用か、首吊った後の後遺症か、単に体調悪いだけかよくわらかないけど、とにかくなにをしてもだめだった。リビングソファに寝そべったり、寝室のベットで転がったり。自室の背もたれソファにもたれかかったりうろうろしてた。そんなこんなしてたらまた眠たくなって1時間寝た。

 起きたら、頭の後ろの方がうんと痛い。何もできない。ロキソプロフェンをのんで、安静に過ごす。そのうちに眠くなって2時間くらい寝た。

 何もしたくない。バッハの音楽を聴く。なんだかどんどん動悸が酷くなってきて不安感も希死念慮もでてきた。慌てて夜の分の薬を飲んだ。薬の離脱が早いのかもしれない。怖かった。さっきまであんなに穏やかだった心が嵐みたいにざあざあとぐにゃぐにゃと乱された。

 薬を飲んでしばらくバッハを聴いて深呼吸を意識してすごした。おやつにヘッダーにした駄菓子を食べた。懐かしい味がした。1時間くらいで落ち着いたので、お風呂に入った。体調が良くないので早めに出た。スキンケア、髪の毛乾かす、歯磨きもできた。お風呂に入れて良かった。

 苦手な食器洗いをのろのろと、ううっとなりながらやった。えらい。えらいぞ。

 用事も済んだので、お風呂上がりのまったり時間にnoteを今日の分一気に書いた。ちょいちょいその時そのときに感じたことはnote開いてメモしてあるので、それを下書きにして書いた。今はだいぶ心が落ち着いている。眠たくなってきた。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?