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NG!な主夫(主婦)への一言とは。

こんにちは。mirumin(みるみん)です。

いきなりのお詫びです。

前回の最後で僕が「専業主夫」になったわけをお話すると書いたのですが、まずは現在、主夫(主婦)として頑張っているたくさんの方々に「そう、そう」「わかるわ〜」と言ってもらえるコラムをたくさんお届けしていこうかなと思い直しました。ですので、その話題はまたいつか~ということで。

こんな一言に要注意! NGワード集

主夫(主婦)の仕事は会社でのそれとは異なり「明確なゴール」がありません。”掃除が終わった” ”洗濯物を取り込んだ” ”晩御飯のしたくが出来た” など細かく見れば「ゴール」はあるのですが、毎日家事をしている者からすればそれらは単なる「通過点」にすぎません。ひとつが終われば、また次に新たなタスクが生まれ、それは明日も1週間後も1年後も同じように発生します。程度の差こそあれ、多くの家庭で家事をまったくしないという選択肢はないでしょうし、(家政夫のナギサさんを雇えるくらいの世帯収入があれば別ですが)主夫なりたての僕からすると絶え間ない家事労働の一つひとつに目標を設定したり、成果を振り返ったり、達成感を感じたりしている余裕はないのです。

だからこそ、身近な第3者であるパートナー(妻)からの一言(=評価)で家事へのモチベーションも大きく変わってきますよね。

そこで我が家で実際にあった一言のNG事例を紹介してみます。

・今日(のご飯)は簡単でいいよ。

一時期「今日のご飯は簡単に冷やし中華でいいよ(※)」という夫からの発言が話題になったことがありましたね。実際、毎日毎食ご飯を作っている者からすると、「簡単って?何をもってしてそう言うの?」っていう気持ちになってしまいます。もちろん簡単でいいと気遣ってくれることはうれしいのですが、たとえそれが冷やし中華であっても、カレーであってもパスタであっても「調理する手間」はまったく一緒です。簡単そうに見えていても手間や工夫が込められている調理はたくさんありますし、本当に簡単でいいのならばパックのレンチンご飯と納豆でもボン!と食卓に置けばすむこと。でもそれをなるべくしないようにしたいと主夫(主婦)は日々頭を悩ませているということをちょっとだけ理解してほしいなと思います。

(※)夫「簡単に冷やし中華でいいよ」と言われ、妻が作った反撃料理がすごい!記事はこちらから。

・別に今やらなくてもいいじゃん。

そう、そうなんです。君のいうとおり今やらなくてもいいんです。でも、今これをやらないとゆったりと腰を下ろしてくつろげないんです!ってことありませんか?食事のあとの片づけや洗濯物たたみ、ごみ出しなどなど。。家事仕事に一区切りつけるためには済ませてしまいたいことって本当に多いんです。例えば食事のあとの片づけは僕→食事後すぐ派で、妻→いったん休んでから派。どちらにも分はあるので何とも言えませんが、全部代わってくれる気がないのなら、この一言は言わないでほしい。。かな。

・なんか手伝おうか。

とてもうれしい一言。けれど、すでに取り掛かっている家事の途中から言われるとやや、やっかいです。自分なりの流れがあってそれに沿って行動を組み立てているので、いきなり途中から「これ切ろうか?」「洗濯物もってこようか」「ごみ捨ててこようか」と言われても戸惑うことも多いのです。でも相手は好意で言ってくれているのだから、断る理由も見つからず。。悩ましいところですね。できれば、途中からではなく、その家事を始める最初の時点から「一緒にやろうか?」と声がけをしてほしいです。

・あとでやるから置いといて。

主夫(主婦)の仕事って膨大なショートタスクの積み重ねといえます。特にお子さんのいるご家庭の場合、不測の事態に対処するためにも「今できることは今すませる。」が基本なのではないでしょうか。だから何か家事を代わってくれるときは「後まわしにしない」ことを心がけてもらえると嬉しいですし、結果自分がやってしまったほうが早いなんてこともあったりすると、パートナーとの雰囲気が何やら険悪なものになりかねません。要注意です。

といくつか挙げてみましたがいかがだったでしょうか?

もちろん普段からコミュニケーションが密にとれていれば言葉の端々でひっかかることはそれほど多くはないと思いますが、パートナーを気遣って言った一言で思わぬ地雷を踏んでしまわないように気をつけたいものですね。

・「ありがとう」はこまめに。

何はともわれ、主夫(主婦)にとってはパートナーからの最大の誉め言葉が「ありがとう」です。小さなことでもかまいませんし、たびたび言ってくれるその一言が本当に嬉しいものです。実は妻と暮らすまで僕は「ありがとう」をあまり言わないタイプでした。あらためて口に出すほどのシチューエーションは日常生活ではそんなに多くないと思っていたのですが、ある日、妻からそのことを指摘されてからはちょっとしたことでも「ありがとう」の言葉とともに感謝の気持ちを伝えるようにしていますし、専業主夫となった今でこそ、その大切さが身にしみています。妻は関西圏出身なのですが、聞くところ、あちらのほうが日常的に「ありがとう」(※)をよく言っているようですよ。

(※)「とう」にアクセントを置きます。




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