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【観劇記録】韓国ミュージカル"Death Note"〜その2

■キャストについて

ライトとL

前回の記事でも書きましたが、わたしは1回目、2回目ともコ・ウンソン×キム・ソンチョルのペアで観劇しました。最初はソンチョル目当てだったのですが、ライト役のコ・ウンソンさんもめちゃくちゃかっこいい……塩顔×いい声。好き。

今回は観る機会はなかったのですが、もう1人のライト役のキムグァンホさんについて少しふれておきます。

彼が出演する回は、平日の公演でも全ての席が一瞬で埋まってしまう。2階席も、端っこの席でも、秒殺。

ホン・グァンホ氏、何者……?と思い、少し調べてみたところ、韓国ミュージカル界では雲の上の存在の役者で、なかなか彼の出演する舞台のチケットは取れないらしい。すご〜。いつか彼の舞台を観てみたいな。

そして、もう1人のL役、キム・ジュンスさん。彼の出演回もすぐ完売するのはなぜだろう…と思っていたら、彼は"元"東方神起なのですね。なるほど、ホン・グァンホ×キム・ジュンス回はすぐに売り切れるわけだ……!

左上から時計回りで、ホン・グァンホ、コ・ウンソン、キム・ソンチョル、キム・ジュンス

わたしはコ・ウンソン×キム・ソンチョルのペアで2回とも大満足。
観劇って、愛着のあるキャストでもう一度みたい!!という気持ちと、他のキャストでもみてみたい!という気持ちの狭間で揺れますよね……

舞台通の友人曰く、同じキャストでも日によって違う演技をすることもあり、それが舞台観劇の醍醐味だそうです^^


死神(リューク)

リュークとレムだけ、前回とは違う俳優さんでした。

同じ役なのに、演じる俳優によって受ける印象が違ってくるんだなぁ…!と新しい発見でした。個人的には、1回目の観劇の際のリュークとレムが好みだった。

▼こちら、1回目の観劇のリューク役のチャンジフさん。

シリアスでもコミカルでも印象的で、雰囲気のあるチャンジフさん。

がっしりとした大きな体格で太めの声、コミカルな演技がリューク役にピッタリだった。もう一度、彼のリュークに会いたいなぁと思っていました。(…の割には、2回目のチケッティングの時に主演2人以外のキャストは確認せず予約してしまいました^^;)

▼そして、こちらが2回目観劇のリューク役、ソ・ギョンスさん。

イケメンリューク。

イ……イケメン!!!!!!
悪くないのだけど、ちょっとイケメンすぎてリュークにはもったいないのでは!?!?と思いました。笑
端正なお顔立ちで、ライトも演れそうな感じ。(身長が高いので、リュークなのかな。)

「綺麗なお顔してはるわ〜……」という印象でした。あと、彼が演じるリュークは、ちょっと優しく感じたこともあり、個人的には、チャンジフさん演じるリュークの方がインパクトがあり、もう一度みたい!と思わせる演技でした。

▼チャンジフさんのインタビュー記事も面白かったです。

レム

ライト、L、リューク、ミサミサ、キャラクターがそれぞれ確立していて、それぞれ名場面があるんだけど、私が一番印象に残っているのはレム。レムの歌は壮大なバラードが多くて、レムのシーンの演出はどれも素晴らしかった。

1回目に観劇したときのレム役、チャン・ウナさんの歌声がとても好きでした。


ミサミサ

韓国ミュージカルのミサミサ。
最初は、「ピ……ピンク!?」と思ったけど、それはそれで可愛いし、歌が無茶苦茶うまい。ミサミサはアイドルなので、コンサートのシーンもあり、ミサミサのライブを観にきた気分で楽しかった。

ミサミサといえば、検索すると"I'm Ready"の動画が多いんだけど、わたしは第2幕でミサミサが捕まって手足を縛られて目隠しをされている状態で歌うシーンに震えた。("Borrowed Time"かな?)

目が見えなくて、手足も動かせない状態であんなに声出せる!?!?と、キャストのリュ・インナさんの歌唱力に惚れ惚れしました。

▼こちらは昨年公演時のミサ役、Keiさんの映像。


ワタリは……?

わたしは原作の漫画を読んだことがないんだけど、日本のデスノートの映画に出てくる、Lの付き人のワタリすごく好きだった。そのワタリはミュージカルには出てこず。

でも2時間半ならワタリを描く時間は確かにないかも。その分、レム、ミサミサ、サユ、総一郎、刑事さんたちなどなど、周辺人物によりスポットライトが当たってたのでよかったよね。

映画「デスノート」ワタリ役の藤村俊二さん。よかったなぁ。泣いたもん。


■印象に残ってるシーン

細かいところを話しだすとキリがないくらい、全てのシーンがよかったのですが、その中でも印象に残っているシーンを紹介します。

学校の黒板

物語の冒頭のシーン。とてもインパクトがあってグッと心を掴まれた。

▼あと、この動画の中にある、ライトがノートを拾うシーン。

デスノートを拾って、馬鹿馬鹿しいと思いつつも、試しに犯罪者の名前を書いてみたライト。すると、その犯罪者が急死してしまう。

「このノートがあれば、世界から犯罪をなくすことができる。」と彼の心に光が差すシーンで雨が止む。

この演出、初めて観た時は気がつかなかったけど、2回目にプロットを読み込んでいると理解することができました。本当に、演出も歌詞も練られてて面白い。


ライトとサユのシーン

ライトとサユがミサミサのコンサートへ行った帰り道。

サユは"キラ"の行動は間違っていると思う、と、自分の考えをライトに告げる。もし"キラ"に会うことがあったら、自分の自慢の兄を見習うべきだと伝えたい、と。

サユにとっての"hero"は自分の兄で、ミサミサにとっての"hero"はキラであり、すなわちそれはどちらもライトなんだけど、そのことを2人は知る由もなく、"We All Need a Hero"を2人で歌い上げる……

…….めっちゃおもしろいやんデスノート…!!

▼こちらは、ミサミサ役のリュ・インナさんが歌う"We All Need a Hero"

この透明感のある声。聞き惚れてしまいます。
この歌はライトの妹のサユがメインで歌う曲で、歌詞も妹目線の部分があるので、ミサ役のリュ・インナさんもこの動画では可愛らしく歌っていますね^^

背景の桜の映像も綺麗だし、ライト(コ・ウンソン)が妹を可愛がる仕草や表情にキュンとしました。今でもその表情が脳裏に焼き付いてる。(オペラグラスでガン見した)


テニスの対決

このシーン、すごいですよね。これから観る人もいるかもしれないので、核心には触れないでおきます。おそらく、このシーンは舞台演出と俳優の熱唱で観客も一番熱くなるシーンだと思う。

漫画とアニメは見てないんですが、原作にテニスの対決のシーンあるのかな?ミュージカルのセリフの中で、エルは子どもの時テニスのジュニアチャンピオンだったみたいなセリフがあったような気がするけども。(聞き間違いかもしれない。笑)

▼2017年の舞台の、このシーンのイメージMVがありました。動画の最後の方にテニスやってる。


▼同じ曲を歌うキムソンチョル(L)とコウンソン(ライト


レム

レムのキャラクターと曲、映像がどれも美しかった。

▼チャン・ウナさんが歌う"When Love Comes" とても感動的でした。


思い返せば思い返すほど、もう一度観たくなる。しばらく関連動画を漁る生活になりそうです。^^

では今日はこの辺で。アンニョン!




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