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「ショーシャンクの空に」と人事の視点

今更ながら、いわゆる名作といわれる映画を観ようと思い立ち
早速今週末、まだ観たことがなかった映画を鑑賞しました。

本日の1本は「ショーシャンクの空に」
鑑賞を終えて率直に、こういうハッピーエンドいいな、としみじみ感じました。心が幸福感で満たされる、そのような感覚を覚えます。

ストーリーは、ティム・ロビンス演じる主人公のアンディ・デュフレーヌが冤罪によってショーシャンク刑務所に収監され、長い囚人生活を送るなかで、のちに親友ともなる同じく囚人のモーガン・フリーマン演じるレッドとの深い友情や絆を通じて、彼が描く道を強い信念で切り開いていくという内容です(私見)。

この作品はモーガン・フリーマンの代表作の一つとされているという記事を目にしましたが、映画の中の2人のやり取りは、決して言葉は多く語られていないものの、自身の心に誠実であり、また互いを尊重し合う姿勢や、ゆっくりと着実に絆を深めていった様子がごくごく自然に演じられており、他者に対する深い愛情と言葉では表現しきれない彼の内面の素晴らしさのようなものを感じました。

人事の仕事をしていると、誠実であることの大切さを常に感じます。どのような言葉も施策も、そこに自身や相手への誠実さがなければ、そこには言葉どおりの行動は伴わず、言葉も施策も空虚なものになりかねません。人事の課題は尽きませんが、状況を打開しようと一見すると見栄えの良い綺麗な言葉や一時的な施策で表面的な対応を選択してしまいがちです。
ただ、-「Actions speak louder than words」- 綺麗な言葉でできない約束をするよりも、確実にできることを1つずつでも誠実に実行していく、人事の本質はこれではないかと私は考えています。

経営者の方は、他の方が思うよりとても孤独です。愚痴だって言いたい、誰かに弱いところだって分かってほしい、でも言えないですよね。人事はそんな経営者の方を支えになり得る機関でもあります。世の人事のみなさん、、応援しています!

そんなことをふと思いながら、この映画の美しい心の情景に癒されつつ、彼がアカデミー賞を受賞した「ミリオン・ダラー・ベイビー」や、「セブン」などの他作品も観てみたいと思いました。

映画情報☆

「ショーシャンクの空に」は、スティーヴン・キングの小説「刑務所のリターン」(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)を基にした映画です。公開:1994年(アメリカ)
監督:フランク・ダラボン
主演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン




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