地元の川で魚とり!!
幼いころはテレビゲームもなく
当然インターネットもない。
遊びと言えば
「山に行くか川に行く」
くらいしか選択肢はない。
今では考えられないが子どもが一人で
山や川に行ってた。
特にそれを心配するようなこともない時代だった。
山には特に何の予定もなく切り出しナイフなどを
持ってひたすら奥へ奥へ進んでいき
そこらへんの木を切って削って
やりみたいなものを作って地面に刺したり
斜面に投げたりしてた。
気が済むと家路につくのだがあまりにも
山奥へ行ってしまって帰り道が分からなくなり
ちょったあせったこともある。
だいたい川づたいに下ったら帰れたものだ。
(良いこはマネしないでね😃)
川といえば夏休み期間は地元で川遊びをする
流れの弱い場所がありそこに大人が交代で
監視員をしてくれてしょっちゅう友達と
遊びにいってた。
魚はいるのだが、昼間は動きがすばやく
私たちの腕ではなかなか取れなかったよ。
だから大人が離れたところで投網を打って
小魚を取ってくれたりしてた。
我が家は親父か漁業組合に入っており
一年いくらの会費を払っており小魚が取れた。
楽しみは親父にくっついて夜の「カジカとり」
に行くこと。
ライトとかご、そしてヤス(モリのようなもの)をもって川下から川上へと水底をさぐっていく。
夜になると石の下からでてきて眠ってるようなのだ。そこを気付かれないようにヤスで取っていく。
大量なら100以上も取れた。
わたしも家族ができてからは子どもをつれて
親父と一緒に繰り出した。
夏でもずーっと川に浸かっているから
帰り道は身体が震える((⛄))
帰ると母親が風呂を沸かしてくれてた。
温かさが身に染みる。
次の日には魚を焼いてくれたり
カジカ酒にしたりと楽しいひとときだ。
この年になってからは子どもも大人になり
とんとごぶさただ。
夏と言えばこれが楽しみだった。
時代は変わって何でも簡単に手に入るし
いながらにして世界の情勢や流行も
すぐに分かる。
便利な世の中だ。
山遊び、川遊び。
原始的な遊びとバカにされるかもしれない。
だけど親父と過ごした幼い日の思い出は
ずった色褪せない。
(親父はまだ健在です😃)
夏こそ山や川へ行ってみよう。
きっと忘れられない思い出ができますよ☀️
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