ヒプノセラピー
今日はアートセラピーや他のカウンセリングをしている方から ヒプノセラピーをしていただいてきました。
やはりセラピストとの信頼関係は大切なので、この10ヶ月くらい Eさんとは定期的にお会いしていて、この方なら!と思う方だったので 思い切ってお願いしました。
私は 割と感情の波が少なく カウンセリングやセラピーが人よりは、難しいそうです。
どちらかというと男性性が強いのだと思います。
確かに感情的ではなく、何事も冷静にやるタイプですが 共感性とかは 普通の女性より低いかもしれません。
共感しないことで自分を守っているというか。凝り固まった 自分で生き抜くために作ったブロックがおそらく沢山あるのでしょう。幸いそれが仕事では 上手く働いています。
ヒプノセラピーの話に戻ります。
今回やったのは 多分さわりのところからだと思います。まだ自分の幼少期まで。
目を閉じて深く呼吸をしているうちに
自分の意識が浮遊してく感じ。そして昔のこと、さらに幼い頃のビジョンを言葉で誘導され スクリーンに写るものを見ます。
何が見えますか?
最初に見えたのは 中高で6年間通った通学路、友達と歩いてる自分の姿でした。
そして小学1年の夏休み。何故だか毎日、白いジャージを着てアラスカに送り込まれ毎晩寂しくて、大泣きしていた自分が浮かびました。
もっとさかのぼると 小学生、幼稚園の頃の家、そしておばあちゃんの家が浮かびました。
おばあちゃんの家に夜に迎えにくる ひたすら美しい母。母が迎えにきたのが嬉しくて
一緒に帰るのが嬉しくて でも 母の赤い車の中での帰り道はいつも、母が私を見てなくて 少し寂しかったけどそれでも嬉しくて
ニヤニヤしていた自分がいました。ニコニコじゃないんですよね。照れた感じのニヤニヤした小さな私。
もっとさかのぼると 私は3歳くらいで
今は死んだ父と2人で 幼い頃住んでいたアパートにいました。
寝てるんだけど わたしは咳をしています。
息が苦しい私の背中を父が撫でたり優しく叩いたりしていました。
幼い頃 ひどい喘息だったんですよね。
苦しいのを思い出しました。眠る時に大抵喘息が出るわけですが
背中をさすってくれているんですが、時々、背中をチュッとつねられるんです、そうすると私はしばらく苦しい息をこらして黙ります。すると、背中を叩いてくれる父の手が止まります。
でもまた苦しくなると父が背中をさすってくれます。しばらくすると、また つねられる。息をこらす、またさすってくれる、の繰り返しでした、そんな記憶がビジョンに浮かんできました。
全ての自分に 大丈夫だよ、辛くないよ
と言って 宝物を渡しました。また会えるよ、と言って一度別れました。
この時点で号泣していました。
最後に母の若い頃 30,40歳くらいでしょうか。そのビジョンを見ました。
母は 苦しんでおり落胆し、沈んで1人で泣いていました。何かをしっかり握って泣いてました。
私は母をなぐさめ、握りしめているものを受け取りました。
なんだか分からない母の握りしめたもの、それを私は受け取ったのです。
ヒプノが終わったあと 受け取ったものを絵に描きました。
イチジクのような丸い可愛く切ないもの。
だけども、絶対に私が娘に受け取って欲しくないものです。
泣いてる母は若く美しく、悲しそうでした。
「どんなに成功しても、どんなに頑張っても誰も認めてくれない。唯一私を理解した父親はこの世にもういない」
と泣いていました。
その母の気持ちを 私は受け取って生きてきたそうです。
私は母を今では恨んでいません。
愛おしい大好きな人です。
ただただ、私が娘に連鎖させないためには 私が受け取ったものに気がつくこと。手放すことです。
兎にも角にも、自分の潜在意識のほんの一部に触れたのだなあと実感しました。
自己探究の旅は続きます。
やると決めたので やってみます。
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