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2022.10/22〜10/28 スイスと南ドイツの記録🇨🇭🇩🇪

気付けば12月。更新をサボりすぎてもうだいぶ前のことになってしまいました☺️

10/22  フランス🇫🇷リヨン経由で移動

バルセロナを出て、18カ国目:スイスへ入国するため、まずは間にあるフランスのリヨンへ向かうことに。今後は無理に長距離の移動をして夜遅くに到着するより、経由地で一泊入れるという安パイな方法を取っていくと決めた。心の負担を取り除いて、自分でメンタルコントロールをするのはとても大事なことだからね!(という頑張らないための言い訳)

しかしまたもや電車はまともに動いてくれず、駅のおじさんの手書きのメモを頼りに真っ暗な早朝からあちこち乗り換えを重ねなければならなかった。

あっち行ってこっち行ってそっち行け、って書いてある

目的地リヨン行きの電車の案内を見た時は安心のあまり泣きながら母に電話。今度こそ完全に移動がトラウマに…もうやだ〜。

1番下に注目!"Lyon Part Dieu"😭

到着したリヨンもあまり治安が良いとは思えない雰囲気ですっかり意気消沈。こういう時は寝てしまうのがイチバンだ。
気を取り直して翌朝早く、リヨンの宿を出発していよいよスイスの首都ベルンに向かった。
もう移動が恐怖すぎて一応昨日のうちにこの電車はちゃんと動くのかと確認しに行っていた私。その時には「満員で乗れない」と言われたけれど、予約席なわけでもないのに乗れないはずない!動いてさえいるなら絶対いけるだろう!と信じて行ってみたらやっぱり乗れた。
テキトーなこと言うんじゃないよ!まったく!😡

10/23 スイスの首都、ベルンに到着!

ベルンは今まで訪れてきたヨーロッパ諸国の都市の様子とは大きく変わり、首都であるにもかかわらずどこからか森のにおいがする、静かで落ち着いた街という印象でした。

どんより☁️でも美しい

ガイドブックによると、エストニアの首都タリンと同様にここベルンの旧市街も全体が世界遺産に登録されていて、ヨーロッパの中でも最も古い街並みが残っているんだって。

それはそうと、ベルンの宿があまりに高くて衝撃を受けた。
今までの最高額、ノルウェーの1泊約5500円を超え、1番安い宿がついに6000円台に。北欧より高いところはないと思っていた私にとって、再び高い、というのは大ショック。大ダメージ😂
こういうタイミングでカウチサーフィン(交流を目的として、現地にお住まいの方にホームステイさせてもらうためのマッチングアプリ)を使ったり、友達を作って泊めてもらえたりできたらと思いながらも、私にとってはそれさえもかなり心に余裕がないと踏み出せず…

でもそのお高い安宿(笑)に泊まってみて納得。なーんと居心地の良いホステルでしょう!
何もかもが綺麗に整っていて、スタッフの方もとても丁寧。しかも豪勢で美味しい朝食付き!(ここでなくても、最近朝食付きの宿にハマっています。大抵バイキングなんだけど、朝3人前くらい食べれば夜まで持つという事に気付きまして。むしろコスパが良い。おかわりしにいく時だけ気まずいので、ウチの国では普通ですけど?みたいな顔をしてやり過ごす笑)

シリアルの他に、パン(地元で生産しているバターや蜂蜜つけ放題)、サラダ、卵、コーヒーやジュースまで!✨

何より驚いたのが、ホステルに滞在している期間中、公共交通機関が無料で使える「ベルンカード」が渡されたこと。えぇぇぇ!そんなの聞いたことない!!観光客を誘致するために市が提供しているのだろうけど、それ宣材にしないと意味がないよなぁ〜知らなかったもん。

ベルン滞在2日目にはホステルで出会ったオーストラリア人の女の子、エラちゃんと待ち合わせをしてお散歩に出かけたものの、それはそれは酷い土砂降り。あまりにも悲惨なので笑うしかなく、2人で大爆笑😂
実はオーストラリアはこの度の最終目的地。頼れるお友達ができて嬉しいなぁ〜

再びドイツ入国🇩🇪

ヨーロッパ周遊の序盤で北の方だけサラッと通過したドイツ。今度は南の方へ、またちょこっとだけ触れる感じで滞在。
オランダでマキさんにオススメしていただいて行ってみたいところはたくさんあったけれど、なんせどこも宿が高くて!!😭ムリダ
泣く泣く断念し、ただひとつ、フュッセンという街へ。

10/25〜 フュッセン滞在🏔

有名なノイシュバンシュタイン城の写真を見て"行きたい!"と決めたはずなのに、フュッセンという街から行く、ということだけが記憶に残った私は、そのまま何も考えずにとりあえずそこへ向かったわけですね。

もうすぐ着く、というところで母から「お城には行かないの?」とメッセージをもらい、

はて、お城とは何のことやら?

さっぱり覚えておらずそこでやっと調べて思い出した。あ、これのためにフュッセン向かってるんだ私〜!😂

その後、電車の中で隣に座っていたお姉さんにお城に行くの?と聞かれ、宿に着いてもお城へ行きますか?と聞かれ、母が言ってくれなかったらコイツ何しにきたんだって感じのトンチンカン野郎になるところだった。アブナイアブナイ。

これがノイシュバンシュタイン城。
こんな現実離れしたところ、来てみたかったんだ〜

フュッセンはたとえお城がなかったとしても訪れる価値のある、素敵な街でした。
可愛らしい街並みの背景には切り立つ山がドーーンと連なっていて自然の偉大さと美しさに圧倒される。
やっぱり緑がたくさんあるところが好きなんだなぁ〜

そしてここドイツの果ての地で起きた、同じ宿の同じ部屋に日本人が3人集まるという奇跡!✨
日本語で喋れるのが嬉しすぎて、話しかけまくってしまったーーー(ウザかったかなぁごめんよ)
一緒にお城を見に行ったり川のほとりを散歩したり、旅の情報を共有したり。仲間がいる楽しみと喜びは計り知れない。旅の苦労を分かち合うことができる時間は本当に有り難かった。
この旅はもう、彼らなしでは語れません。
ありがとうまた日本で会おうなぁ👋

あぁ〜、友情!🤝

さて、ジャパニーズボーイズが去った後、ロスに陥る私の相手をしてくれたのは優しい優しい韓国人のキドンくん。クマの着ぐるみみたいな可愛らしいお顔をしてヘビースモーカーな年上のお兄さんです🐻
彼も私と同じ電車でミュンヘンに向かうということで、またもや一緒に行動する仲間ができた。うれしー!!
寂しい寂しいと言いまくっているおかげで毎日誰かが一緒にいてくれる。寂しがり屋も悪くないな!!?笑

ミュンヘン行きの電車が出る時間になって2人で駅に向かうと、なにやら更に2人の韓国人が合流。3人で旅をしてるんだって。
いや聞いてないし!!なんで宿別々なのよ!笑
もちろん私としては大歓迎で、ミュンヘンまでの車内は 4人でワイワイとても楽しい時間になりました◎
一歩アジアの外へ出れば、アジア人はみんな家族みたいなもの。(実際この後、なんでキミたち英語使って話してるの?って聞かれた😂)

夜着いて翌朝には出てしまう超短時間滞在のミュンヘン。目的はただひとつ!
名物の白ソーセージとビールを愉しむこと!
ソーセージソーセージ、と意気込んでいたら一緒に行く?とキドン氏が誘ってくれたので、それぞれの宿に荷物を置いた後もう1度待ち合わせしてビアガーデンへ。

超満席!

大勢の人で賑わい相席で乾杯するビアガーデンは、ドイツの文化を感じるのにぴったりの場所だった!
私達が座った席はたまたま、ロシア人2人、アメリカ人、インド人、ドイツ人、キドンくんと私、というなんともグローバルなグループに。
「ヴルースト!」と言って乾杯すればもうみんな仲良し。こうやって世界平和が保たれればいいのにね。
お目当ての白ソーセージもしっかり味わうことができました✌️

キドン氏!


その翌朝、ドイツに別れを告げてイタリアへと向かうのですが、いつからか"治安が悪そう"というイメージを持ってしまっていて、逃げたいほどに気が重かった。。。
そんな気持ちで果たして楽しめるのか!?
ということで、次回はイタリア滞在について書きたいと思います🇮🇹

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