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エッセイ

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エッセイなのか?
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#エッセイ

むくみ脳

むくみ脳

最近、よく舌がむくむ。
てか、むくむって単語言いづらいよね。しかも書き始めてまだ二行目なのにもう「む」がゲシュタルト崩壊してる。誰が考えたんだよ。やめてほしい。

話が逸れた。

最近、よく舌がむくむのである。
仕事中に気づくことがいちばん多いのだが、あからさまに口の中がぼったりずしんとしてくる瞬間があって、「もしや…」と思いトイレの鏡の前でべっと舌を出すと、
舌がなんか厚くなってる。あと色も薄く

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鋭利な季節

鋭利な季節

思春期が好きだった。

今思い返しても、あのころってかなり好きだなと思う。

思春期の人間というのは、基本的に汚い。
顔はにきびと脂まみれだし、女の場合は体が脂肪を蓄えだすし。そのうち使う言葉も汚れていって、
ただ髪の毛と瞳だけがくろぐろと輝いて。
汚いのも美しいのも紙一重だと、あの時初めて知った気がする。

思春期の人間というのは、なーーーんにも知らん。
またタチの悪いことに、なんにも知らんくせ

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「みんな〇ね」と赤十字社への寄付の両立

「みんな〇ね」と赤十字社への寄付の両立

わたしがその両立をしている張本人だ。
妙な話である。

定期的な寄付を始めた経緯から思い出してみよう。

そうだった、わたしは献血ができないのだ。

まず、メンヘラなので向精神薬を服用している。
ついでに言うと抗不安薬も服用している。
そうでなくても頭痛持ちなので、鎮痛剤が作用してる時間がかなり長い。

向精神薬を飲んでいる場合は3日以上、抗不安薬や鎮痛剤については1日以上の断薬が必要らしい。

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ひとり

ひとり

今のところ、結婚も子どもを作ることも考えていない。

なぜかというと、私はたぶん配偶者がいても子どもがいても、何年か経ったら彼らを捨てる気がするからだ。

うまく言えないけど、配偶者であろうと子どもであろうと、自分にとってはそこそこ仲のいい友人みたいな存在にしかならない気がする。
配偶者と喧嘩したり、子どもを叱っている自分の姿がまったく想像できない。

家庭崩壊するほどの何かが起きても、別にいいん

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日記、マクロ・ミクロ・出家

マクロミクロマクロマクロミクロマクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロミクロマクロ

……

反復横跳びに疲れたので、マクロとミクロの中間地点(非現実、空想世界、芸術、あるいは事物への没頭)へダイブ!!

〜しばらくののち〜

マクロミクロマクロマ

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日記、格差の話

日記、格差の話

裕福な家の子は、大人になってもなんだかんだ裕福なままのことが多い。
反対に、貧しい家の子は、大人になっても貧しいままのことが多い。
例外は無論あるが、それなりにみんなが知っている事実だと思う。

人の能力の基盤は、遺伝子と環境を掛け合わせることで決定する。
人は生まれの多様性から逃れられない。そして本来、逃れる必要もなかったはずだ。

発達した社会というのはたいへん恐ろしく、多様性だったものを簡単

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日記、人類にとって最も退屈な季節

日記、人類にとって最も退屈な季節

今週金曜の夜から今まで、ほとんどものを食べていない。

食欲がない。なぜかお腹も空かない。水と塩と数粒のチョコレートのみ摂取していた。普段は何もしていなくてもお腹が空くのに、不思議だ。
血糖値の上昇・下降がほぼないので、結果として眠気も来ない。なので、あまり寝ていない。

起きている時間が長いのは、困る。
はじめは家事をするのだが、すぐに飽きる。次にYouTubeを見たりしてみるのだけれど、見すぎ

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日記、ひとりでは屍の上に立てない・アイドルの怖さ

日記、ひとりでは屍の上に立てない・アイドルの怖さ

最近、アイドルのオーディション番組的なものをたまに見るようになった。
楽しみに見ているわけではなくて、家族が見ているから勝手に目に入ってくる。

見るにつけ、「勝ち上がる子たちがひとりじゃなくて、本当によかった」と思う。
勝ち上がるというのは、つまり生き残るということだ。屍の上に立つということだ。
夢を追う若者が、夢を追う若者を踏み越えて、次のステージに進出する。

別に生き残れなかった子たちの夢

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エッセイ、非常に難しい問題だ

死にてえと思ってる人、そしてそれを口に出さざるを得ない人の気持ち、すごくよくわかる。
それに対して「それ今にも死にそうな重病の人の前で言えるの?死ぬとき周りに迷惑かからないようにしてね」とか返す人の気持ちも、実はすごくわかる。
双方ともに、考え方や感性は至極正しいと思っている。

死にたい、に厳しい人たちは間違っていない。悪いことをしてるわけではない。
「死にたい」本意の探求を怠り、あまつさえあれ

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人が好きです、というエッセイ

人が好きです、というエッセイ

人が好きです。
喋るのとかは別に得意じゃないのに、むしろ下手なのに、人といるのも話すのもとても好き。
人って話してると面白いし、人って訳が分からないことを考えるし、怖い人がいて、優しい人がいて、泣いてる人もいて、それがぜんぶ同じ人だったりして、なによりも誰一人として同じ人がこの世に居ないってところがすばらしい。
単純に好奇心が満たされるので人って面白いなって思っているし、私の周りの人はみんな優しい

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