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「仕事ができる」とは

先日、また私の職場から2名職員が退職するという発表がありました。
これで今年は2月に一人辞め、4月にまた一人辞め、そして6月に二人辞めるという結果に。
少人数の部署なので、私と最近来た派遣社員の方以外は全員総入れ替えの人事となりました。
まあ、元々定着率の低い職場だったので驚くことではないのですが(笑)
この件について役員から直接説明があり、要約すると「仕事ができるのはもう君しかいないから宜しく」的なことを言われたのですが、そこでふと「仕事ができるって何だ?」と思いました。

これを職場の役員に言うと怒られそうなのですが(笑)、正直私は「仕事ができる」というのは一種の才能だと思っているので、「本当に仕事ができる人」というのは実は一握りしかいないのではないかと思っています。
役員に「仕事ができる」と言ってもらえたのは有難いのですが、私は仕事ができるのではなく「長くいたから仕事に慣れている」だけ。
「仕事ができない凡人が時間を経てそれらしく見えるようになった」のが私の正しい解釈です。
本当に仕事ができるのは、どんな職場に行ってもすぐに仕事を覚えられてミスも少なく文字通り「即」戦力になれる奇跡のような存在なのでしょう。
つまり裏を返せば「仕事ができない」のは普通なので、もし今「自分は仕事ができないから駄目だ」と思っている人がいたとしても、そこまで悩む必要はないと思います。

先の話に戻りますが、私は「仕事ができる」のではなく「続けてそう見えるようになった」だけなので、「定着率の低い職場で働き続けた」こと自体がある意味自分の才能だったのかもしれません。
だったら自分のその才能を信じて周りに流されず、今後も自分のペースで仕事をしてやろうと思った一件になりました。

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