誹謗中傷魔と意思疎通を試みた話


インターネット上にはさまざまな炎上案件が存在する。
その手の事象を好み、ほぼ毎日のように人を攻撃している2名と会話をする機会があった。
彼らの主張をまとめると、以下の3つになる。


①やらかした人間にはどのような暴力を振るってもよい。

②自分を不愉快にさせた人間には一生攻撃してもよい。

③社会悪を潰しているだけで、我々には非が無い。



について、刑法に抵触していることは言わずもがな、道徳や倫理にさえ反している。
デマゴギーの拡散から、所属先…会社や学校への迷惑行為を平然と行うのだ。
すなわち、彼らの言うやらかしに該当している。
そのことについて意見したが、自分は天才、正義だから何を言っても許されるとする、凡そ大人とは思えない返答があるのみだった。
自分たちは正義だから、それへの反論や批判や摘発を許さない、許されるべきではないという、司法を超越した存在であるかのような振る舞いを見せた。



①のような振る舞いから、彼ら自身が他者に不快感を与えていることは言うまでもない。であれば、彼らが一生攻撃を受ける覚悟はあるのかと言えば否だった。
自分たちが他者を不愉快にさせる筈がなく、不快に思うのだとしたらその人が悪いというのが彼らの主張だった。……いや、どんだけ自己評価が高いんだよ😂
そう突っ込むと、彼らはこう言った。
「俺らは自分を大切にしてるだけ」「お前は自分を大事にしていないからそう感じるんだ」





ぶっちゃけた話、この手合いこそ社会悪のように私には見えて仕方なかった。
しかし、彼らには彼らこそが至高、正義であって、世界の真理的な扉を開いてしまっているのだから会話の余地はない。
平行線ですから切り上げます…そう言うと、「逃げているな」というリアクションがあった。他人を支配し、洗脳したいような欲求を有していそうな気配があった。





彼らには彼らなりの正義感があって、世の中から悪人的な何かを減らそうとしているのかもしれない。
しかしその実、彼ら自身が悪党と化しているのが実態だった。
当たり前の話だけど、ルールを守らない人間がいるから被害者が生まれるのである。
俺は破っても良い、あたしは特別。ちょっとくらい良いだろう。
そう信じている人たちが、それぞれ違う形で悪事を成し遂げているのが殆どかと思われる。
道徳的な問題の前にまずルールを守らなければ、争いが減ることはないように感じる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?