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いま、わたしにできること

「ハチドリのひとしずく」という
南米のアンデス地方に伝わる話がある。

森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

「ハチドリのひとしずく」 辻 信一監修 光文社刊 2005年


クリキンディのように
自身の非力さを認めていながらも
諦めずに社会のために
行動を起こすことができる大人でありたい。

凝り固まった自身の考え方を広げるために。
海外に住むこどもたちのために。
貧しいこどもたちに本を届けて教育を拡充するために。

人や景色。
作品や素敵な言葉。
嫌な感情。
醜い部分への気付き。
新しい発見。

良いことも悪いこともそうでなくても
ひとつひとつの出来事が
すべて自分の一部になるからこそ

新しい土地フィリピンでの
一瞬一瞬を大切に生きていきたいと思う。

小娘だから微々たることしかできない。
でも、小娘だからこそできることをただひたすらに頑張る。

そんな決意表明をするだけの、初note投稿でした。

以上

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