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国際恋愛で別れが来るとき・・・前向きになりたい人へ

Some of us think holding on makes us strong; but sometimes it is letting go. - Hermen Hesse

恋愛につきもの、それは出会いと別れ。

永遠に思える恋愛にも別れが来る時はあります。前のブログ「Little Miss in UK」で常に話題に出していたイギリス人の彼と6年間付き合い、2020年冬に別れたことによって学んだことが本当にたくさんありました。今、彼との別れを考えている人がいるかもしれない。その人にとっては彼との別れが最適な選択肢かどうかわからない。でもそんな人に向けて、別れてからよかったことを今日は書いて行こうと思います。:)

元彼とは6年間付き合いほとんどの期間を東京とロンドンで同棲しており家族・親友である存在でした。一緒にいることが当たり前だったし、彼のいない生活は付き合っている当時・別れるときだって全く想像できなかった。

別れのきっかけは、家族を含む喧嘩をした際、彼は中立立場で私の味方ではなかったこと。初めてイギリスで自分は「1人」なんだと実感させられました。そして人生で初めて家出をして、彼のいないロンドン生活を送ったら、想像していたより肩の荷がすっかり下りた感じですごく自由になりました。それで「私って彼がいなくても普通に生きていけるんだ、というかもっとbetterに生きていけるじゃん!」ということに気づきました。慣れって怖いものです。彼のいないイギリス生活は想像してなかったことでした。でも1人になってわかったことがありました。

自分だけの世界で築き上げた大切な繋がりがあったこと。

それは、友達・会社の上司・同僚でした。全て自分が1人でイギリスで生活していく上で、1人で築き上げた大切な人たちとの繋がりでした。一番悲しくて落ち込んでて毎日泣いている時に、6年もそばにいた彼は他人となり、周りの人はファミリーになりました。彼との別れがなかったら、自分がこんなに素敵な人たちと繋がりを自然と作っていたことなんてきっと気づかなかった。上司は上司で、同僚は同僚だと思っていたと思います。でも私が辛い環境にいるとわかった友達、上司、同僚はみんな心から救ってくれようとしました。この時に状況を察した会社の社長は「ミレコはもうファミリーの仲間なんだから、ビザの心配はしないで!スポンサーします。」と、ブラック企業から言われたらめっちゃ怖いけど、安心させてくれました。この時多分人生で一番辛い時期だったから、もしこれが嘘でもありがたかった。

自分のことを優先して良いんだと思った

それから元彼と別れることにしました。久しぶりに訪れる自分だけの生活がとっても新鮮だったことを今でも忘れません。これは付き合ったらみんな同じだと思いますが、1週間の予定を決める時、有給を取る時、旅行にいく時、絶対彼とのスケジュールを確認してたし、優先してた。私と彼は真反対で、彼は内向的なので家にいる派で、私はいつも出かけてる派でした。でも彼といた期間は彼を優先してたからいつも一緒に時間を過ごしていました。それが当たり前だったけど、1人になったら、もっと自分の時間を優先しようと思えました。彼と別れてから、自分がやりたかったことは全てやって、行きたいイベントにも全て参加して、友達からのお誘いにも全て参加しました。そのおかげで彼と別れた1年間は心から楽しい1年間になりましたし、これからもだと思います。

パートナーに対して妥協しなくて良いと気づいた

完璧な人間はいないし、彼がいくら物足りない人でも仕方ない。とお付き合いの最後らへんは思うことが多々ありました。

キャリアを築き上げ始めると、私は思っていたより野心がある女性なのだと過去数年間で気づき始めていました。そうなると出会う周りの男性も同じような価値観を持っている人が圧倒的に増えました。私の元彼はキャリアに非現実的で、野心は全くない人でした。言ってしまえば「宝くじ買わないけど、いつか当たったら良いな〜」の人www

そんな素敵なキャリア男性を知り始めて、いつも彼と比べてしまう人がいることに気づきました。周りと比べるのは彼にとても申し訳ない気持ちでした。別れてよかったことは、これから選ぶ男性に対して、妥協する必要がないことです。20代前半にする恋愛と後半でする恋愛は全然違うと誰かが言っていました。それが今よくわかります。

別れることはかなりBraveな(勇気のいる)ことであること

彼と別れて、日本に帰国した私ですが、久しぶりにたくさんの友達に会いました。そこでみんなが言ってくれたことは、「頑張ったね、別れることってすごいことだよ」でした。最初はよくわからなかったけど、結局は居心地の良い元彼とずっと一緒にいれば、喧嘩したり、人生に妥協したりしてたけど、彼は旦那さんになるには最適な人だったと思います。経済力がないこと以外表面的に見れば完璧な「旦那像」かも。例えば、内向的なので散財しない、常に私と一緒にいることを最優先、家族想い、料理や家事、ガーデニングが得意、質素な生活でも満足な人だったので。私はこういう刺激がないところがもう無理ーってなってきてはいたんですけどね。。。

だから30歳手前に別れを決断した私は、みんなにとってみればヒーロー的な存在のようでした。その時気づきました。確かに今まで何度も別れたいと思ったことがあって別れ話も何回もしてたけど、結局お互い手放すことができなかったんです。お互い勇気がなかったから。1人になるのが怖かったから。

でも一番上の引用「一緒にいることが2人を強くさせるのではなく、たまには手放すことが2人を強くさせる」の通りだと思いました。深いな〜

書き始めたらキリがないので今回はこの辺で終わりにしようと思います。彼と別れてから良いことしかありませんでした。別れる前は、こんな自分をまた好きになってくれる人がいるのかかなり心配だったし、また彼みたいに居心地が良いと思える人が現れるのか不安でした。きっとこの記事を読んでいてそう感じている方がいると思います。

心配しないでください。あなたは彼と別れることによって、より素敵な人になりますよ。自分を大切にして、時間を全て自分だけに使ってみてください。キラキラ輝いているあなたには素敵な友達・男性がたくさん寄ってきて、逆に選び放題になります。そしてこれから一緒にいたいと思えるパートナーの想像図がより確かになってきて、理想の人にきっと近々出会えますよ。でもその人に出会う前に自分を大好きになってください。

それが彼と別れて気づいた一番大切なことでした。 

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お読みいただきありがとうございました!

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