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コロナテック⑤在宅勤務の効率を上げるサービスを開発するスタートアップまとめ

はじめに

こんにちは、Marketing TeamのMireiです。

突然始まった在宅勤務生活に戸惑っている方々も多いのではないでしょうか?そして、在宅勤務で社員同士のコミュニケーションが減り、寂しい思いをしているのは私だけではないはず!ということで、今日はPlug and Playシリコンバレー本社が公開した "Working Remotely Due to COVID-19? These 5 Startups Can Help” (在宅勤務時に役立つスタートアップ5選)という記事の翻訳を解説付きでお届けしていきます。コロナテックシリーズ第5弾、今回のテーマは、「在宅勤務の効率を上げるサービスを開発するスタートアップまとめ」です。

新型コロナウイルス感染症によって義務化された在宅勤務

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地球上に住んでいる誰もが、おそらく新型コロナウイルス感染症の影響を受けていることでしょう。このウイルスがもたらした結果の1つで決定的なものは、在宅勤務の普及です。

在宅勤務は新型コロナウイルス感染症以前に既に働き方の選択肢の1つでしたが、今では義務化されている会社が多くあります。幸いなことに、多くのスタートアップが在宅勤務をスムーズに実施するためのツールを提供しています。今回はこのような状況で注目すべきスタートアップを5社選出しました。

Web会議の会議記録を自動で残せるカナダのTestfire Labs 

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Testfire Labs2017年に設立されたカナダのエドモントンに本社を置く会社です。彼らが開発したのはHendrixという自然言語AIアシスタントです。このAIアシスタントは、Web会議に「出席」し、ミーティングの議事録を書き起こしてくれます。また、それらの議事録をユーザーのミーティング履歴に関する分析情報と一緒にダッシュボードに記録してくれます。

(出典 : Testfire Labs)

新型コロナウイルス感染症の拡大により急激に広まったWeb会議ですが、会議での発言内容を全て正確に記録しておくために、Hendrixのようなツールは従業員にとって大変便利です。このツールを使えば、社員はダッシュボード内でキーワードや日付、名前などを検索して、振り返りたい会議での発言を簡単に見つけることができます

採用自動化テクノロジーを開発したサンフランシスコのXOR

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直接候補者と会えないからといって、採用を止めないでください。 XORは、2016年に設立されたサンフランシスコに拠点を置くスタートアップです。XORは、AIを使用して人材獲得のワークフローを自動化するテクノロジーを開発しています。 

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(出典 : XOR)

XORを利用した採用では、WhatsAppやFacebookなどのチャネルを通じて候補者と連絡を取ることができます。 また、チャットボットを使用して求人ポジションに関する情報を配信したり、求人に関する問い合わせに対して自動で返信したりすることもできます。

社員のワークロードを可視化するニューヨークのJam

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オフィスでの何気ない会話で誰が何に取り組んでいるかを知る、そんなことも在宅勤務になってからはなくなってしまったのではないでしょうか?企業にとって重要な会社内部でのコミュニケーションも、在宅勤務となると難しくなります。Jamはニューヨークを拠点とするスタートアップです。Jamでは従業員が誰と何に取り組んでいるかを可視化できます。 

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(出典 : JAM)

そうすることで、社員はお互いの仕事を把握し、煮詰まっている社員に助けの手を差し伸べることもできるようになります。

大規模オンラインイベント開催を可能にするロンドンのHopin

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新型コロナウイルス感染症の影響で世界中のイベントが中止になっていますが、せっかく企画をして準備を進めてきたのに、中止はもったいないですHopinは、オフラインで実施しているイベントの体験をオンラインで実現するためのイベントのライブプラットフォームです。

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オンラインネットワーキングの様子 (出典 : Hopin)

Hopinには、ライブ、対面でのネットワーキング、少人数での会議、メインステージ、バックステージ、EXPO、チケット登録、録画、マルチレベルチャット、アナリティクスなどの機能が用意されています。Hopinでは最大100,000人規模のオンラインイベントを開催できます。

1クリックで社員同士がカジュアルに動画で会話できるカリフォルニアのJamm

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Jammは、自宅で仕事をしているときにチームが生産性を維持するのに役立ちます。このスタートアップは、音声、ビデオ、録画、画面共有、ホワイトボード、共有ポインタなど、リモートワークに必要なすべてのコラボレーション機能を提供しています。在宅で仕事をしていると、社員の誰かとカジュアルな会話をすることがなくなります。誰かと話をしたければ、毎回スケジュールを確認して、Web会議を設定する必要があります。

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(出典 : jamm)

Jammは、1クリックでのビデオコミュニケーションを可能にし、オフィスで毎日起きていたようなカジュアルな会話をする場所をオンラインで提供します。

さいごに

今回は、コロナテックシリーズ第5弾「コロナテック⑤在宅勤務の効率を上げるサービスを開発するスタートアップまとめ」と題して、スタートアップを5社紹介していきましたが、いかがでしたか?

この記事でこれまで紹介したスタートアップの総数は20社となりました!

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Web会議を効率化できるようなツールやオフィスでのカジュアルな会話をオンラインで再現するサービスなど、まさに私が欲しかった機能が沢山あったので、私も使ってみようと思います!

コロナテックスタートアップは全世界で50社も存在すると言われています。今後も残り30社のコロナテックスタートアップについて、Plug and Play Japan Magazineで記事を書いていきますので、フォローをお願いします!

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