読書メモ|ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと 7 秋葉 美和 2023年7月24日 11:41 アメリカの文化人類学者エドワードTホールによるとハイコンテクストな言語文化の特徴は以下の通りです。●重要な情報でも言葉に表現されないことがある●曖昧な表現が多い●論理的でなくても柔軟な解釈が許される●多くを語らなくて良い●感情的に意思決定される反対に、英語をはじめとするローコンテクストな言語文化の特徴は◆必要な情報がすべて言葉で表現されている◆直接的でわかりやすい表現をする◆論理的で正確な解釈が求められる◆沈黙は評価されず、より多く話すことで評価される◆論理的に意思決定される大きな違いは、話し手・書き手、または聞き手・読み手のどちらに理解の責任があるかということです。ジャーナリスト、ボー・バーリンガムの著書「Small Giants」のなかで定義されている「Small Giants スモールジャイアンツ 小さな巨人」には3つの柱があります。① integrity 正直であること:間違ったイメージを打ち出さない② professionarism プロ意識:顧客に約束したことは必ず守る③ human connection 人間関係:従業員の人間らしい関係の構築特筆したいのはその会社らしい商品やサービスであること社会貢献の要素を持っていること従業員が人間らしい人間関係を構築していること大企業のように大きな規模ではなく小さい規模でいることを選び、素晴らしいビジネスを追求している中小企業は、まさに世界のビジネスが向かっている理想のかたちを示しています。❸ブランド価値(brand value)ブランドが消費者や社会にどのような価値を提供できるのかを明確にしたもの(企業が提供したい価値ではなく、時代や消費者のニーズを考慮する必要があります) ↑「感情的属性 rational attributes」ブランドに触れたときに消費者に感じて欲しい感情 ↑「機能的属性 rational attributes」ブランドが持っている実質的な強み❺ブランドビジョン brand visionブランドが目指す未来や思いを明示する「このブランドはなにを目指しているのか」❻ ブランドプロポジション brand propositionブランドの中核となる概念を明示する「このブランドはどんなブランドか?」❽ ブランドプロミス brand promiseブランドが消費者や社会にむかって誓う約束「このブランドに何を期待できるか?」➓ ブランドエクスペリエンス brand experienceブランドを通して消費者が得られる特徴的な体験をつくりだす「このブランドではどんな体験ができるか?」13 ブランドストーリー brand storyブランドを情緒的に語るストーリー「こころに響くブランドのストーリーはなにか?」14 タグライン tag lineブランドのエッセンスを簡潔に表現した言葉「このブランドの世界観を一言で表すと?」MTVやコカコーラのデザインを手がけていた日本人の著書で、説得力あります。 ダウンロード copy #デザイン #読書メモ #私の学び直し #ブランド #MTV #ニューヨークのアートディレクターがいま日本のビジネスリーダーに伝えたいこと #小山田育 #渡邊デルーカ瞳 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート