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「2020年には会員数が増える」と言って消えていったプログラミング教室ロボット教室

日経新聞に掲載されていた「子ども向けプログラミング市場」のグラフです。

ミラプロのプログラミング教室が新潟に開校したのが2017年12月。

同じ時期にミラプロの周りにもいくつかプログラミング教室があったのを覚えています。

前からあったプログラミング教室や同じ時期にオープンしたロボット教室もありました。

私はライバルというよりプログラミング教室同士、情報を交換したいなと思って名刺を持って挨拶をしに店舗を回っていました。

ミラプロと同じく1人から生徒を集めるところから始めた店舗も多かったので、どこも集客に苦労していました。

そしてどの教室のオーナーも必ず言っていたのが、

「2020年になればきっと会員が増える」

2020年に小学校の授業にプログラミング教育が導入されることによって、子どもたちが野球や学習塾に通うように、こぞってプログラミング教室を選ぶようになると思っていたようです。

しかし、期待していたプログラミング教育ブームは2020年に来ることはなく、日経新聞のグラフの通り微増を続けるだけでした。

しかもコロナ禍の追い打ちもあって、残念ながら私が連絡を取っていたプログラミング教室のほとんどがなくなってしまいました。

私が、

「プログラミング教室をやってます」

と言っても、

「あー、プログラミングって流行ってますよね」

と「流行り」に例えられてしまって残念な思いをしたことを覚えてます。

ただ、ミラプロの子どもたちが教室の中で着実に成長を遂げて、大人顔負けの成果を上げていく姿に、

「これは流行りではない、きっと未来につながる良い学びだ」

という確信がどんなときでも私のエネルギーになっていたのは間違いないと思います。

世の中のプログラミング教育市場が微増していく間もミラプロの生徒は100人を超え、2021年のコロナ禍も元気に営業したおかげで急激に生徒数が伸び150人を突破し、2024年にはとうとう200人を超えました(ITプログラミング特化型放課後デイも入れると250人)。

日経新聞グラフでは表示していない2024年現在、ミラプロではプログラミング新規体験、兄弟の紹介が例年にない増え方をしていて、2025年の推定値はあながち間違えではないのかなと感じています。

また最近、近くに再び新しいプログラミング教室やロボット教室ができてきたのもうれしく思います。

しかしプログラミング教育市場の推移グラフを間に受けてしまうと、

「2025年には生徒数が500人?!」

「2030年には1000人?!

なんて頭の中がお花畑になってしまうかもしれません。

ミラプロはこれからも今までやってきたように、「アイデアをかたちにできる子ども」「学びと社会をつなげる教育」を実現する教室として、2050年、2100年の新潟に貢献できる子どもたちを育てていきたいと思います。

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