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NHKの体験機会報道にプログラミング教室の学校長が真剣に考えてみた!

新しく開所予定の障がい者向けグループホームの庭を息子と整備中。

縁石との段差をなくすために前の所有者が埋めたレンガを息子がハンマーでぶっ叩いて抜いていってます。

ハンマーでレンガを叩いて壊すなんてなかなか出来ない体験にテンションが爆上がりでした。

今日NHKの朝のニュースで「体験格差」が話題になっていました。

子どもの体験機会が将来に大きな影響が及ぼすというデータ。

キャンプや釣り、旅行、職業体験などの経験は知識だけでなく深く物事の仕組みを知る機会になって、子どものアイデアを生み出す力や思考力、技術力を豊かにします。

特集ではコロナや経済格差、物価高騰などで子どもの体験機会が奪われているという話でした。

私は逆に親が体験に対して価値を感じていないのが原因かなと思っています。

行動制限や経済的なことを「やらない理由」にして、目の前の利益を追いかけ、子どもの体験機会という未来への投資を怠ってしまっているんじゃないかなと思います。

お金をかけなくても庭の草むしりだって、公園で友だちと遊ぶのだって、棒を拾ってカッターで削ったって、川で泳いだって、自転車で近所を爆走したって、なんだってお金も時間もかけなくても体験はできます。

逆に経済的豊かな家庭でも毎日塾と自習室のルーティンの子だっています。

体験機会の中には思考力、判断力、コミュニケーション能力、問題解決能力、主体性、自己決定力、忍耐力、技術力が育つ価値の高い時間です。

これらの能力は実は社会人になったとき一番求められる力なんですよね。

だから子どもにとってこの時間は浪費、消費ではなく、未来投資なので将来必ず回収できます。

虫を捕まえた喜び

草で指を切った痛み

公園で仲間はずれにされた悲しみ

帰り道に感じた寒さ

自転車のペダルの重み

バッタが飛ぶときの音

雨の匂い

土の感触

太陽の暖かさ

秘密基地のワクワク

そのどれもが今の大人の私を作っています。

子ども頃の体験に何一つ無駄なものはない。

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