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負けた時に憧れた浅田真央ちゃんの魅力♡

どんな私も許してポジティブライフをプロデュース♡
ゆるポジ部のミランダこと高島たかこです。

最近どうしてゆるポジ部というのを作ったのか?と質問されることが多いので、私に衝撃を与えてターニングポイントとなった一つのエピソードを「あの人が教えてくれた大切なこと」シリーズとしてご紹介させていただきます。

ゆるポジになる前はネガティブな自分嫌いな私でした

「ゆるポジ」というのは、どんな私も「許してポジティブライフを」の略。私はもともと、いつもいい人でいなくちゃ!と頑張って、誰かにとっての理想をずっと追いかけて頑張って生きていました。

「いい人」ってざっくりしているけれど、

いい子供
いい友達
いい生徒
いい先輩
いい後輩
いい彼女
いい上司
いい奥さん
いいお母さん

と、人生の中で立場は変わっていたけれど、いい人でいればどれもうまくいくと思っていたんです。

でも、全然違った!!!

いい人でいれば、人生はバラ色で、誰からも好かれる人気者だとおもっていたのだけど、それは自分の本音に嘘をついて、そして自分の感情より相手の価値観に寄り添って生きていたことでした。

相手にとって都合がいい人

になってたんです。

でも、最初はわからなかったから、いい人を演じ、時には1位を目指し、時にはよき理解者を演じ、時には自分とは正反対の自分を生きていました。

するとどうなったかというと・・・誰にも心を開けなくなって、誰のことも好きになれなくなりました。それは例外なく自分のことも。

私は今でこそポジティブな思考が身についてきたけれど、もともとはめちゃくちゃネガティブだったんです。だから、人生はとてもつまらないものだと思っていました。

そんなネガティブライフを送っていたある日、私の中に衝撃が走る出来事が起こったのです。

頑張れば人生バラ色!は思い込みだった?!

私はもともと音楽が大好きで、素敵な音楽に自分の想いを表現するフィギュアスケートを見るのが好きなのですが、2010年の冬も同じようにテレビでワクワクしながら女子フィギュアの演技を見ていました。

結果は安藤美姫ちゃんが優勝!!浅田真央ちゃんは2位だったんです。

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その頃の安藤美姫ちゃんは、コーチともとても親密な関係で、公私ともに幸せの絶頂期に見えました。その瞬間は、安藤美姫ちゃんがとても羨ましくて、すごいなぁって感動していたのです。

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ですが翌日、テレビのワイドショーでは、「真央残念!」「浅田真央2位」という一面の新聞をもとに、真央ちゃんのことばかりが報道されていました。

もちろん!優勝した安藤美姫ちゃんのこともちゃんと紹介されていたけれど、1位より2位の浅田真央ちゃんがメインで取り上げられていることに、勝手にショックを受けた自分がいたんです。

それまでずっと、いい人でいるために頑張っていた私は、「頑張ればいい」「1位になればいい」「努力で幸せは掴むもの」「やればできる」というような言葉で動いていました。もちろん真央ちゃんだって1位になりたくて頑張っていたのはわかっているんですけど、その時に「2位でも注目される真央ちゃんが羨ましい」という、今まで感じたことのない衝撃が走りました。

それまで、自分の感情ってものにちゃんと向き合ってこなかった私は、ここから自分の感情をちゃんと知ってみよう!って思うようになったんです。

それは、今までの「いい人として頑張れは人生うまくいく」という思い込みに気が付く出来事となりました。

私の感情と向き合うことが私を生きることになる

こんな風にいうと、いやいや真央ちゃんだって頑張ってるよ!とか、美姫ちゃんは1位なんだから幸せだったと思うよ?って思う人もいるかもしれません。そして、事実はきっと、そうなのだと思います。2人ともアスリートなので、結果のために日々努力して、どんなに取り上げられても真央ちゃんは悔しくて、美姫ちゃんは嬉しかったのだと思います。

ただ、それを見ていた私が、初めてモヤモヤした自分の感情と向き合ったということ。そして、「真央ちゃんが羨ましい」という裏側にあった私の感情は、「私も大切にされたい」「私も応援されたい」という気持ちだとわかるようになりました。

それまではずっと、誰かの価値観で「イエス」「ノー」を振り分けていたのだけれど、自分の気持ちに気が付いてからは、自分のために人生を歩んでみたいと思うようになったんです。

そして、頑張っても満たされなかったのは、「私はダメだ」って常に思っていたから。だからまずは自分を許すことからはじめよう!と、どんな感情も受け止めることを始めたんです。

そして、それが加速したのは、数か月後の3月11日。東日本大震災が起こったこと。

自分にとって「明日」はいつ来なくなるのか、そして大切な人の「明日」がいつ来なくなるのか、それは突然やってくるかもしれないと思ったら、もう誰かのためにいい人でいるのはやめようと決意して、自分のための人生を歩もうって思ったのです。

そして、もう一つわかったのは、この世の中にはいろんな価値観があって、いろんな生き方があること。フィギュアスケートの結果だって、1位が魅力的に思う人もいれば、注目されることを望む人、もしくはその両方が欲しい人や、どちらも全く興味がない人もいるわけで。結果よりも過程が大事!なんて人もいるかもしれない。だから、「いい人」って結局、答えがないから成りようがないこともわかったのです。

そして、どう思うかによって、自分を満たせる頑張り方だって変わってるくる!頑張っても頑張っても自分を満たせない頑張り方ではなく、自分を満たせる頑張り方を選びたいものですよね。

だから私は、どんな私も許してポジティブな毎日を自分のためにプロデュースしていこうと決めました。

自分の人生は、自分のためにあり、
自分の人生の主人公は「私」以外誰でもないのです。

あなたはどんなストーリーを歩んでいきますか?

ということで、浅田真央ちゃんは私の人生を変えてくれた人のひとり。
だから引退会見も号泣しました。私も真央ちゃんのように、自分として生きるための努力は惜しまず、成長していきたいと思っています。

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最後に余談ですが、私はこのとき3位だった村上佳菜子ちゃんに似ていると言われます。それでは、また。ごきげんよう♡


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