2020→2021
こんにちは!
中庄の未来をつくる部 刑部 渉です。
今年も残りわすがとなりました。
今年1年の総括と、その記録として振り返ってみようと思います。
本当に今年は様々な事があった1年でした。
今までの仕事人生の中でもっとも濃い1年だったような気がします。(1年で3年分くらい生きたような…。)
まず、中庄HPのリニューアルリリースからはじまりました。
1月にはドイツフランクフルトでの見本市「ペーパーワールド」へ訪問。
この経験があったからこそ、今の自分はあるんだなと改めて感慨深く思います。色んな偶然が重なって行かせてもらえるようになったことにただただ感謝しかありません。
そこから、誰しもが経験したことのないコロナ禍への突入。今現在もウィズコロナとして、様々な業種業態において未曾有の事態に陥っています。今までの経験や常識が変容してしまい、弊社の中でも様々な変革が行われることになりました。その変革の一環として、ぼくはSNSでの情報発信をはじめることにしました。
SNSはプライベートでも発信したことがなかったですし、やれる自信はまったくありませんでした。ましてや自分が文章を書くことになるなんて…。
でも、そこから様々な展開が生まれ、様々な方に出会い、お話しをさせていただくことができました。
紙の温度さん。
kami/浪江さん。
古本屋「なタ書」 藤井さん。
「皆さまの余白になる」なんて言いながら、実際は皆さまに助けられてばかりでした…。
その他にも様々な試みや出会いが沢山ありました。
紙の温度さんとの「カミのコラム」の配信。
はじめて文章を書くことを依頼され、とても嬉しかったのと同時に、ぼくにできるのか不安でした。
文学フリマ出店とはじめてのZINE製作。
持参した15部が完売し、「SNS見てます」のお声かげにとても励まされました。
小さな本工房 鴫原さんとの製本WS開催。
本社ショールームにて、紙を通したモノづくりの場をはじめて提供するできました。
なタ書 藤井さんとのYouTube配信。
はじめてのこと過ぎて無茶苦茶緊張しましたが、実際は楽しく、無事に配信まで行うことができました。
弊社はモノづくりができるわけではありません。でも、紙や紙にまつわる発信を通じて沢山の方とつながり、今まで考えもつかなかったような事ができると教えていただきました。それは自分自身にほんのちょっとだけストレスのかかるその一歩を踏み出すことで開けてくる世界。今となっては、モノづくりができないからこそ、できることがあるのだと自信をもって言えます。
来年1年はどういった1年になるのだろうか?
紙屋として主体的に発信できるものをもっと生み出して、紙の魅力を伝えていく活動をしてくこと。今年1年の中で出会った方々はもちろん、これからの素敵な出会いを想像しながら、「皆さまの余白になる」ことのできるような場づくりを行なっていきたいと考えています。
熱量だけは絶やすことなく持ちつづけることで、弊社だけでは無理でも、共感してくれる方々と一緒になれば、まだまだやれることは沢山あります。今現状で何ができるのか?ではなく、どうすればその未来を実現できるのか?を考えて、少しづつでも進んでいこうと思います。
そして何より、自分達自身が楽しいと思えるものを作り上げていきたい。
そんな1年にしていけたらいいな…。
本年は大変お世話になりました。
このnoteを読んで下さっている方やTwitterで反応を下さる方にいつも励まされ、日々の活力をいただいています。
こんな紙屋ですが、皆さまどうか来年も宜しくお願いいたします!
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