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ゆったりと、幸せなひとときを広島の皆さまとともに。


こんにちは!
中庄の未来をつくる部 刑部渉です。

先日、カタチを目指さない図工室チョキペタスを広島最大級の住宅展示場「アスタ」さんにて開催してきました。

出張チョキペタスとしては、東京以外での開催は初!!それがまさか広島で行えるなんて…なんとも言えない感慨深さに浸りながら広島へ向かいました。

そして広島到着!!
広島感を伝えようと必死に撮った写真…笑


住宅展示場アスタさんへ

有名ハウスメーカーの多彩なモデルハウスをはじめ、住まいづくりに役立つ情報や相談機能が揃っている広島県内最大級の総合住宅展示場「アスタ」。立派なお家が多数ありました。

この中のいたるところに多数のイベントが模様されており、チョキペタスもその仲間に入れていただきました。本当に嬉しいかぎり。

開催イベント詳細


手前のブルーシートがアトリエヤマダさん主催の「巨大絵本をつくろう!」ワークショップ、奥のテントの中が「チョキペタス」です。小さくチョキペタス号が見えます。手前にはキッチンカーなどもあり、何とも楽しそう。


準備を始めて早々に端材を少し入れ忘れていたことに気がつき「足りないのでは…?」という恐怖心とともにスタートしました。

不安なあまり、ティシュの箱を作り続ける私。


今回は中庄ビル開催時に使っているローテーブルは使わずに、先方に用意していただいた会議テーブルを使う予定になっていました。

シートを敷いた上に机と椅子だと「何ともなー。」という感じだったので折り畳んだ机にシートとカラフルテープで装飾して「現代風茶室スタイル」(勝手に名付け笑)にすることに。

これがまたかわいい。
シートの下に敷くマットまでご用意いただき、
いたれりつくせり状態でした。

色々とセッティングを整えて準備完了!

チョキペタス号の車輪でついに広島まできてしまった。
屋外用の重石も準備!

そして、明日の本番を待つばかり…。

1月のチョキペタスランドを延期にしたので、今年初のチョキペタスでもありました。広島の皆さまに喜んでいただけるかワクワクと不安が入り混じった感じ。

そして、イベント当日へ。

朝からご予約いただいたお客さまがご来場。

子どもたちの「面白い!」「何これー?」という楽しげな声を久しぶりに聞くことができとても嬉しかったです。

最近は世の中的にも明るい話題が少なかったりもするので、なおさらそう感じました。

これをつくっている子に何気なく「何をつくってるの?」と聞くと、「わからない!」と嬉しそうに答えてくれました。


子どもたちにとってみればただ楽しければそれでよくって、何をつくっているかなんてのは、なんでも良いことなんだろうなーと改めて感じました。

チョキペタスを見たこともなければやったこともない子たちですから、目的を持ってくることはまずありえません。

それでも手を動かす中で、「ここに何かつけたいな!」とか「ここはこうしたい!」というきっかけが生まれてくる。そのうちこれは「〇〇なんだよ!」って教えてくれる子もいたりする。本当にチョキペタスの空間にいると学べる事が沢山あります。

ティシュ箱に端材をペタペタ貼ってると思いきや、最後は紐をつけてカバンにしていました。
ただ、ひたすらに型抜きをする子も。
ハンモックハウス。
ティシュ箱をつなげた電車のような作品。
ティシュ箱の車のような作品。

不安で沢山足しておいたティシュの箱を活用してくれる子どもたち。


そして、何よりチョキペタス空間特有のゆったりとした雰囲気は全国共通で生まれるんだなと実感しました。

最初ははしゃいでいる子どもたちも、気づくと真剣に何かを作り始めて、ただひたすらにゆったりした素敵な時間が漂います。このひとときがたまらなく好きで、自然とにやにやしてしまいます。

広島は特にゆったりさを感じた気がします。

となりでは、アトリエヤマダさんの巨大ダンボールアートが着々と埋め尽くされています。
好きな絵の具をもらいに行く子どもたち。
最終的にはこんな素敵な作品へ。

今回一緒に出展したアトリエヤマダさんや、お手伝いいただいた現場のスタッフの方々、そして何よりお越しいただき楽しんでくれた子どもたちやお客さまに本当に感謝いたします。

紙屋のままでは、経験できないことを沢山満喫した2日間。「私も紙が好きなんです!」とか「紙って素敵ですよね!」と言ってくださる親御さんも沢山いらっしゃいました。

紙屋としてとても励みになります。紙には目に見えない大切な何かが溢れています。


これからも子どもたちの「楽しい!」や「こんなのできた!」を育むべく全国各地でチョキペタスを開催できたら嬉しいな…。


ではでは、また次回もお楽しみ。

□ 紙の遊園地プロジェクトとは
 
創業239年の紙屋〈中庄〉と「ワクワクをカタチに」をテーマに活動する〈アトリエヤマダ〉が取り組む、紙の魅力を再発見するアートプロジェクト「紙の遊園地プロジェクト」です。チョキペタスやボードゲーム 製作、日本橋を盛り上げるイベントなど、さまざまなワクワク企画を実施。

◯中庄株式会社
天明三年(1783年)から続く、東京日本橋の紙屋。創業以来「信は万事の本と為す」という社是を掲げ、長きに亘り紙の卸しを行ってきた。2019年より「中庄の未来をつくる部」を開設し、紙の可能性を模索している。
 
◯アトリエヤマダ
「ワクワクをカタチに」をテーマに様々なアートプロジェクトを展開。絵の具とダンボール素材を使った巨大絵本ワークショップ、地域の自治体と連携したアートイベントのプロデュース、テレビドラマへの美術提供など、その活動は多岐に渡る
 
チョキペタスWEBサイト
http://chokipetasu.com

お問い合わせ
中庄 刑部(ぎょうぶ) : gyobu@nakasho.com

紙の遊園地プロジェクトについての詳細は下記記事にてご確認下さい。

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