「トイレピクト」のトレンドを探る
こんにちは
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社のHMです。
みなさん、はじめて来た施設やお店のトイレの前で「どっちが男子(女子)?」と途方に暮れた経験はありませんか?
ピクトが凝り過ぎていて「どっちがどっち?」なデザインに出くわしたことは一度ならずともあると思います。
今日の話題はそんなピクトグラムのお話です。
ピクトグラムの起源は約3万2000年前の洞窟壁画にまで遡るいわれています。現代的なピクトグラムの原型は1920年頃にオットー・ノイラートによって考案されましたが、1964年の東京オリンピックで39種類の競技シンボルが作成され、国際的に広まりました。
文字ではなく簡略化された図や記号を使用して情報を伝達するピクトグラムサインは、言語の壁を越えて、誰もが直感的に理解できるように作られています。情報や注意すべき事項を視覚的な記号や図で表現する効果的なコミュニケーションツールです。
言語の壁を越えた理解
・異なる言語を使用する人々でも情報を正確に理解できます。
瞬時の認識
・複雑な文字情報よりも素早く認識できます。
汎用性
・公共施設、交通機関、商業施設など、幅広い場所で使用されています。
ピクトグラムサインは、効果的な情報伝達手段として、私たちの日常生活に深く浸透しています。
言語や文化の違いを超えて、誰もが理解できる普遍的なコミュニケーションツールとして、今後もさらに進化し続けています。
今回は、日本サインデザイン協会(SDA)が主催する「日本サインデザイン賞」の2023年度の受賞作から「トイレピクト」だけを集めてみました。
並べてみるとなんとなく傾向やトレンドがありますね。好き嫌いもあると思いますが、肝心なのはキチンと認識できること。あなたはキチンと視認できますか?
昨今のインバウンドに向けた取り組みもみられます
「ピクトさん」がときにユーモラスに大活躍しています!