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シルクロードの主食は無発酵の平焼きパン

2021年6月5日(土)20:00配信​​​​

こんばんは、
未来食ライフナビゲーター橋ヶ谷風花です。

山形にある大谷ゆみこの拠点いのちのアトリエでは、まだ山菜が楽しめます。
今日の夜ごはんには、茹でたキャベツに、海苔、雑穀ごはん、山菜や野菜の天ぷらなどを巻いて食べたら、とてもおいしかったです♪

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食からひもとく世界
シルクロードの主食は無発酵の平焼きパン

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丸くて平たい無発酵のパンが主食の地域は結構広いです。中国の一部からエジプト、ギリシャまで、シルクロードのまわりに広がる全域で食べられてきました。

インドではロティーとかチャパティーと呼ばれます。小麦粉や雑穀の粉などに塩と水を加えて耳たぶよりやわらかく練りあげて、丸く平らに伸ばして焼きます。片面がしっかり焼けたら直火の上にひっくり返すと、プーッと膨らんで噛みごたえのあるふっくらおいしいパンになります。
味の効いた好みの具を包んで食べると、幸せなおいしさと共に元気がみなぎります。

ただ、1つ問題がありました。熱々をすぐ食べないとすぐ固くなってしまうのです。だから、わが家では、当初は、七輪に火をおこして食卓のそばに置いて焼きながら食べていました。そしてある日、冷めないし固くもならない方法を知ったのです。

​​​​​​「えっ、こんな簡単な方法で?」


一時間経っても熱々ふっくらのチャパティーの秘密

「おしくらまんじゅう」という、私が子どもの頃は主流だった冬の子どもたちの遊びを知っていますか。
​​
みんなで手をつないで「おしくらまんじゅう押されて泣くな!」と、
歌いながら体全部を押しつけ合って遊ぶのです。

大きい子も小さい子もだんごになって夢中で遊びます。
自他のぬくもりや弾力を感じあい体はいつの間にかポカポカになっています。

チャパティーも同じだったのです。
焼きたてをぴったり重ねて、何枚の布でくるんでおくと、
​​​​​​1時間経っても熱々ふっくらなのです。

そして重ね枚数が多ければ多いほどその効果は大きいのです。その秘密は、布に厚く包まれて熱と水分が逃げないようにした中で、お互いの熱で温め合い、蒸気を与え合うからです。

チャパティーの保温術から見えてきたのは、
民主主義が普及し、自由な核家族という幻想によって、
大家族での暮らしが消滅したことが、
孤独な人間を増やし、心身の病や難病を生み出している真の原因なのではないか
ということです。


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日々、つぶつぶ料理を楽しむ感動のプロセスからの小さな気づきが
いつしか、この世界の仕組みを知ることとつながっていました。大谷ゆみこ​​​​​​



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