雑穀・押し麦とは?
2021年7月12日(月)20:00配信
こんばんは、
未来食ライフナビゲーター橋ヶ谷風花です。
麦とろごはんによく入っている雑穀が「押し麦」ですが、その名前の由来をご存知ですか?
今日は、夏におすすめの「押し麦」をご紹介します。
押し麦とは?
大麦という、他の穀物に比べて水分を吸収しづらく煮えにくい雑穀を、加工して食べやすくしたものです。
大麦は、穂のつき方などでいろいろな種類に分かれますが、皮がはがれやすい裸麦とはがれにくい皮麦があります。押し麦は、裸麦の外皮を取り除いてから、蒸してローラーなどで平らにつぶして乾燥させたものです。すぐ煮えるため消化もよく、手軽に活用できます。麦とろごはんによく入っている雑穀が、押し麦です。
押し麦の栄養価
白米に比べて約20倍もの食物繊維を含んでいるのが特徴です。食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」の2種類がありますが、押し麦には、その2種類がバランスよく含まれています。また、カルシウムは白米の3倍含まれています。
白米の約19倍もの食物繊維を含んでいるため、ダイエットの大敵である便秘の解消が期待できます。また、便秘解消によって腸内環境が整い、免疫力UPや美肌効果も。
押し麦の歴史
押し麦にする前の大麦は、西洋の主食作物として、茹でたりおかゆにして食べられてきました。また、奈良時代には、日本各地で広く栽培されていました。大麦を押し麦にする技術が確立したのは明治時代ごろで、それまでは挽き割りにするなどして食べられていました。
押し麦に適した料理とは?
ごはんに混ぜて炊くのはもちろんのこと、炊いた押し麦をショートパスタ感覚で活用することができます。サラダのトッピングにしたり、スープの材料としても使えます。
押し麦の料理写真はこちら
(出典:つぶつぶBLOG)
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