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1. ミライノラボって?

はじめに

皆さん!初めまして!
株式会社ミライノラボのnoteライター、広瀬愛理(ひろせ あいり)です。
ここでは、大学生で地方創生に取り組む学生研究員が日々の活動や地方について思うこと、読んだ本の感想のシェアなどをしていきます!

今回は皆さんに、私が現在アルバイトをしている「ミライノラボ」についてご紹介をしたいと思います!

ミライノラボって何だ?


ミライノラボは、千葉大学で、地方創生(地域の魅力を再発見し、地域を元気にする取り組み)をおこなっている先生たちが立ち上げた千葉大発ベンチャーです。

ミライノラボの代表取締役CEOは田島翔太(たじま しょうた)先生。他にも千葉大学国際教養学部の先生、千葉県長柄町のタウンアドバイザーも兼務されています。

田島先生

ソーラー住宅の研究をしてきた先生で、現在は電力を自給自足するトレーラーハウス「エコキャビン」を開発しています。
長柄町のまちづくりを前例にはない新しい取り組みをしたいと、お仕事されている姿が印象的です。

取締役CEOは、阿部 厚司(あべ あつし)先生。千葉県のローカルエリアで長年、産・官・学に所属をしながら地域活性化の取り組みをしてきた先生です。

阿部先生

趣味のサイクリングが高じて、現在は千葉県のあちこちで自転車を使った観光振興(サイクルツーリズム)の推進に向けて様々な取り組みを行っています。
千葉県のローカルエリアなら阿部先生と言うほど情報通な先生です。

おふたりのもと、40名ほどの大学生・大学院生が学生研究員として所属し、様々な活動に取り組んでいます。

何をしている会社なの?


ミライノラボがしていること。
それは「持続可能な地域づくりについて、若者が地域住民と一緒に考え、企画し、実践すること」です。

皆さんご存知の通り、現在の日本では人口が減少しています。
もし国や地方が何も対策をとらなかったら、現在約1億2000万人いる日本の人口が、2040年(今大学生の私たちが40歳くらいになるとき)には1億人を切り、2060年(今大学生の私たちが60歳くらいになるとき)には8674万人になってしまう、というデータがあります。

人口が減少すると、働き手が減り、国や地方への税収が減少します。
それによって、私たちの暮らしに、
・都市や集落の機能が低下し、買い物などの生活に必要な行動が難しくなる人が増える
・既存の道路・上下水道・地域交通機関などのインフラの維持が難しくなり、縮小される
・空き家・空き店舗が増え、治安の悪化などにつながる
・農業の担い手が減ることによって耕作放棄地が増える、林業の担い手が減ることによって森林の荒廃が進む
などの影響が発生してきます。
こういったよくない影響をなるべく小さくしよう、住み続けられる(持続可能な)まち・地域・社会をつくろう。それが地方創生のテーマです。

ミライノラボでは、大学生が地域を訪れ、地域の人と話をしながら調査をし、地域の課題を見える化し、課題解決のための方策を企画・実践します。
具体的には、
Where:千葉県内の市町村の中で人口が2番目に小さい千葉県長柄町で、
Why:まちの知名度アップ・ファンの獲得のため
What:特産飲料「ながらとガラナ いろはにほへと」を開発しました。
さらに、コロナ禍でも安全に、効果的に「ながらとガラナ いろはにほへと」を配る方法を考えるワークショップを、大学生と町内在住・在勤者の協働で実施しました。

長柄3

Where:現在シャッター街となりつつある市原市の牛久商店街で、
What1:聞き取り調査・アンケート調査をもとに、商店街の事業者さんと一緒に「商店街のビジョン(将来的な到達点)」を定めました。
Why:商店街を回遊するお客さんを増やすため
What2:10店舗でインタビューを行い、お店の魅力や店主の想いを伝える「のれん」を制作しました。

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などなど、地域の実情を基にした取り組みを行っています。

おわりに


本日は、私がアルバイトしている千葉大発ベンチャー「ミライノラボ」のご紹介をしました。最後までお読みいただきありがとうございます!

次の記事では、そんなミライノラボとの出会いをお話したいと思います!
それでは、またお会いしましょう~!🙋

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