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ハワイのトマトをぶった斬る!(トマト売り場調査)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今回はハワイ オアフ島でのトマト市場調査についてのお話です。トマトが大好きな僕としてはトマト調査は俄然気合が入ります。今回はスーパーマーケットの生鮮売り場を見て歩き、ハワイのトマトの見た目から味に至るお話をしたいと思います。

(やっぱりハワイは街がきれいですね~www)

ハワイ オアフ島のスーパーマーケットといえば「アラモアナセンター」、「ホールフーズ」です。ショッピングセンターもリゾート気分になれますね。

さて、さっそく生鮮売り場ですが、まず日本のスーパーマーケットみたいに店員さんがいないし、「〇〇産 極甘トマト!」みたいな表示が全くないのが印象的でした。売り場にある情報はほぼ価格だけ。。。

日本は北から南まで産地ごとに多くの種類の作物を栽培していますが、ハワイ オアフでは産地などというものはなく、生産する農家も限られているし、作物の種類や品種の数も少なく、違いをアピールする必要がないのだろうなあ、と思いました。

売り場がなんとなく味気ない感じですね・・・。
また、なんだか色数も少なく、原色に近い色ばかりのような気もします。野菜の種類自体は少ないからかな?

トマトの見た目(形)や皮の艶感もなんだか違う。形はバラバラだし、皮の艶感は写真のように光ってはいますが なんだか蝋を塗ったような鈍い光具合で、生のままかぶりつきたくないような気がしました。

香りもトマト独特のあの青臭いトマトの香りがないんですよね・・・。

まあ、見た目や香りなど感覚はさておき実際の食感をレポートしていきたいと思います。スーパーマーケットでたくさんのトマトを購入して、糖度、食味、価格を調べてみました。

大玉トマトはLB(ポンド)あたり約$5~$6で、糖度(Brix)は3~4、ミニトマトはLB(ポンド)あたり約$7.5~$10.0程度で、糖度は5.5~6.3程度でした。生でトマトそのものの味を楽しむ文化がないせいか、食味は日本の多くのトマトとは比べ物にはならないものでした。(あくまで感想です)

ハワイは観光地としては一流の地ですが、やはり小さい島ですので、産地、農家もすくなく、栽培されている品種も少ないので農産物の豊かさには欠けるように思いました。

こうしてみてみると、日本の食文化、農業文化はあらためて豊かだな、、と感じますね。


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