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農園マネジメント! 他の産業からノウハウを学べ! (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。農園経営者と話して100%いわれるのが「植物を育てるよりも人を育てるほうが難しい」ということです。
植物はしっかりと栽培環境を整えてあげれば、それなりに生長し努力に応えてくれます。しかし、人間は感情のある生き物。。。。
これは農業だけの課題ではなく、人が組織で働くと必ず悩むポイントですね。

従業員が仕事をさぼっているのを注意したら嫌われるというのはよくありますが、仕事を教えてあげようと思って話しかけたらウザがられたり、生産性を上げるように指示するとともするとパワハラだ!といわれたりと悩ましい限りです。
さらにしっかりと技術や知識を習得して生長してくれた従業員ほど独立心があったりするので辞めてしまったりとなかなか組織を運営するのは難しく、農園経営者からは冒頭の「植物を育てるよりも人を育てるほうが難しい」ということがよく話されます。

とりわけ、農業というのは今まで家業として行われてきましたので、おじいさん―お父さん―息子という家族の中で業務指示や教育を行われてきており、組織経営というものには農業経営者の方自体が慣れていないというのもあります。
いわゆる“マネジメント”ですね。
農園を法人化し、家族以外に人を雇い入れ組織で農園経営をしていくためには、意思決定プロセスや方針管理、従業員のモチベーション管理など組織の人間が心地よくかつ主体的に動いていけるような仕組みを作っていかなければなりません。

このような仕組みは組織経営としては一歩先をいっている他の産業では当然のごとくされていることなので、他の産業のノウハウを取り入れることが必要だと思います。
つまり農園の経営者は農家同士での日常的な情報交換も重要ですが、これからはそれ以上に他の産業の人と情報交換を行い、他の産業のノウハウを獲得し、自分の農園に活かしていけないかを考えることが必要となってきています。

【問い合わせ】
TEL 080-3396-5399
MAIL:t.ogawa19720117@gmail.com

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