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「社会課題を解決したいと思う学生に足りないことは?」


みなさんこんにちは!
未来起業家交流会の河原です^^

前回のNoteでは「なぜボーダレス・ジャパンとの共同イベントを開くのか?」について書きました。



今回は、私なりにこれまで社会課題を解決したい!と思う学生に出会ってきて、彼らに共通している「課題」を書いていきたいと思います!

というのもその課題を解決するきっかけとして
ボーダレス・ジャパンとのSocial Programのイベントを届けたいと考えているからです。



1. 社会課題を解決したい学生に足りないこととは?


私はこれまで多くの社会課題を解決したい学生に会って話をしてきました
が、多くの学生に共通している課題があると考えています。

「足りないこと」というのは、
ソーシャルビジネスで食べていく上での専門的なスキル!とか
どんな時でも諦めない気持ち!ではなく

理想の自分になるためのちょっとした「考え方と行動」です。

それは「その社会課題の本質的な原因まで深掘りできていないこと」。

この考え方と、それに基づいた行動。
もう少し掘り下げていきます。



2. 本質的な原因とは?なぜそれを探らねばならないのか?

「その社会課題の本質的な原因まで深掘りできていないこと」

みなさん、様々な経験から自分が興味関心があり、解決していきたい社会課題があると思います。貧困問題、地球環境問題など。

その解決したい社会課題の本質的な原因まで考えて行動できる人が少ないなと思っています。

ではなぜ、本質的な原因まで考えなければならないのか?

理由は
①その社会課題の解決につながる方法を見つけるため 
②あなたがどうアプローチしていくのかを定め、それに向けた行動をするため。


この2つです。どういうことか??



自分は将来何をしたいか?
このようなことを学生は多く考えると思います。

まず大事なのは、「あなたは誰の何の問題を解決したいのか?」ということだと思います!その軸が原動力となりますからね。

そしてそこからHOW=その問題の解決策を考えますよね!
公共機関からアプローチするのか、ビジネスの面からなのか?
どういったビジネスモデルなのか?

この解決方法を模索するときに大事なのが、その課題が起きている原因です。

例えば!
「貧困問題」は社会課題というより、その社会課題が引き起こしている現象に過ぎません。

「貧困問題」が起きる理由が様々なところにあるはずです。
社会課題は人、環境、社会、制度における様々な問題が複雑に絡み合って起きています。

ある村が毎日1ドル以下の収入で生活をしていて、子供たちも学校に行けていない状態だとします。

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ーそもそも稼ぐ手段がない。農業が発達していない。
ー作物を育ててはいるのだけれども、質が悪く低い価格で商人と取引されてる。
ー村の衛生状態が悪く、稼ぐ世代の人たちの健康が悪化している


など、様々な原因が「貧困」という状態を生み出します。

「貧困」という現象が何によって引き起こされているか、
それが本質的な原因です。


この構造化ができた上で
あなたがどの切り口からその原因にアプローチしていくのかを定めていってほしいと思います。

「村の人の貧困問題を解決したい!」では始まらないのです。
その村の何の原因が「貧困」という状態を引き起こしているのかを考えます。

その原因まで深掘りできれば
解決策は原因を潰せる方法を選べばいいのです。
おのずとその社会課題に対する自身のアプローチ方法も見えてくると思います。


本質的原因まで探らないとどうなるか?

解決する方法を見出せなかったり、浅はかな解決策しか出てこないので、
自分がどこを目指して動いていけばいいのか分からず行動できないと思います。

この状態に陥っている学生が多いなと思います。

ただし、学生の間で完璧にその社会課題の原因まで割りあてる必要はないんです。

自分のネクストアクションを決めていくため、
自身の社会課題へのアプローチ方法を見つけていくために
必要な「考え方と行動」だと思っています。

3. 次回のSocial Programでできること

学生にこの課題があるからこそ、Social Programを開きます!

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解決したい課題に対して、あなたはどれだけ考え行動できていますでしょうか?

このイベントではそれぞれの「思考と行動」をよりバージョンアップさせます!

5/31(SUN) 14:00〜オンラインで開催いたしますので、
ぜひこの記事を読んで、自分に必要だ!と思った方は参加してください


以上、
「社会課題を解決したいと思う学生に足りないことは?」
でした!

---------------本文おわり---------------

■執筆者情報

運営:河原礼奈(Ayana Kawahara)
大学生をしながら、「社会課題の解決に挑戦する人を増やす」というミッションの元、活動しています。大手旅行会社とのスタディーツアーの企画、コミュニティ、イベント事業の構築、運営を行っています!

■直近のイベント情報

社会起業家を目指す方は!
「Social Program vol.2」

◆5/31(日) 14-16時 @オンライン

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