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不動産×キャリコン#8

ぷろぴのひろば第79号(2022年11月2日)
ミニケンさんからバトンを受け取りました”なみへい”こと井上敬仁です。

初投稿からの約1年、出版を目的に#7まで書いていましたが、不動産に特化した内容で今年12月に出版する事が決まり、こちらのアップをサボっていました^_−☆
ちなみに本の題名は「エンタメ物件のススメ(仮)」で、住んで頂いているお客様に、喜んでもらえるエンターテイメントの付加価値を!という内容で進めています

この1年間の思いと行動

主に大学生の就職活動支援を行なう中で感じた
「もっと早い段階から『自分で考え自分で行動』が必要」の思いを胸に
小中高生向けのキャリア授業に興味を持ち、「キーパーソン21」というNPOの会員として、またプロティアン・キャリア協会における教育研究ラボ活動として、
小学校5校、中学校3校、高校2校の計10校、延人数1000名以上の子供たちと接する機会を頂きした。

昨年9月に立ち上げた”未来人材キャリア開発”の「未来」は子供たちの事をさしており、すでに社会人となった方では無く、今から社会人となっていく「私たちの未来である子供たち」にまず目を向け、そこにエネルギーを使う事が最善の策だと最近までは考えていました。

最近思うこと

皆さんは文科省の指導により2020年から教育の現場で始まった「キャリアパスポート」についてご存知でしょうか?
私の最初の印象は「素晴らしい取り組みだな!」だったのですが、現場の先生方が運用に困っている実態を知るにつれ「これはまずいぞ…」と180度考えが変わってきました。具体的に大きく2つの問題があると私は思っています。

<「子供にレッテルを貼ってしまう」という事>
小学校で「いきものがかりに力を入れていました」と書いた子がいたとしましょう。それを見た中学校の先生が「君は生物が好きなんだね、将来は獣医さんだね」と話したり、「掃除当番を頑張りました」と書いた子に「綺麗好なんだね、中学でも掃除当番頼むよ!」と決めつけてしまう例があるとのことで驚きました。

<先生と保護者のコメント欄があるという事>
もし将来の夢に「ユーチューバー」と書いた子がいるとすると、「そんな事書いちゃダメでしょ!」と大人のバイアスで、子供の可能性の芽を摘み取ってしまう可能性が高いと危惧しています。
「多くの人を喜ばせたい」「自分の得意なことを発信したい」「新しいことにチャレンジしたい」など、その子が持っている「ワクワク」を知らないのにです。

これからは

今までの私はキャリア教育を年代に分けて考えていましたが、世代を超えて行わなければ意味が無いと考え始めています。
子供たちが接する身の回りの大人である、先生と保護者にも一緒にキャリア教育を行なっていく必要があるということです。

自分の将来を考えていない大人が、子供たちに向かって「もっと将来の事を考えない!」と言っても説得力ないですよね。

「この料理美味しですよ!私は食べた事ないけど」これじゃ説得力0ですよね。
「勉強しなさい!私はしていないけど」これも伝わらないと私は思います(笑)

1000文字を超えたので、今回はここまでとさせてください。
最後に皆さんに是非見て頂きたい映像を紹介してむすびとさせて頂きます。

多分、東大で学んでいない、しかもロケットを作った事も無い中学校の先生による
「そんなの無理!」のところ、あなたはどう感じますか?

植松電気 植松努さん

次回は神村彩乃さんにバトンをお渡しします(^_-)/

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