「本当にやりたいこと」を見つけるために私がしたこと5選
皆さま、こんにちは。
コーチング事業「ミライジク」運営者の秋山です。
本日は私が「コーチ」という職業(ワイフワーク)を見つけるために経験したことや実際にやってみたことをご紹介いたします。
この記事は、
・自分のやりたいことが分からない
・好きなことを仕事にしたい
と感じている方に向けて書いております。
個人的にやりたいことを見つけるための答えは人の数だけあると思っています。
また、
「私の場合、好きではないことも10年続けていたらいつのまにかやりたいことになっていた。なんでもやってみなきゃ分からん!」
「わざわざやりたいことを探さなくても今が幸せだもん。」
という主張にも賛成します。
しかし、「好きになれそうなこと」「自分のやりたいことの方向性」はある程度事前に把握している方が、
・数年と続けなくとも好きになっていく可能性
・幸福感の享受を確度の高いものにしていくチャンス
に巡り合う確率は高くなると思います。
もし、それが仕事ならば仕事へのやりがい、成長速度、生産性も変わってくることでしょう。
そのため今回ご紹介する内容は1つのやり方として参考程度に捉えていただけると幸いです。
■「本当にやりたいこと」を見つけるメリット、デメリット
まず本題に入る前に「本当にやりたいこと」を見つける事によって起こりうるメリット、デメリットを見ていきましょう。
多くの大手就活・転職情報サイトなどが似たようなテーマで言及しておりましたので参考にしております。
◉「本当にやりたいこと」を見つけるメリット
・仕事にしたときの幸福感、満足度が高い
・逆算的に自分がやりたくないことが明確になる(避けられる)
・情報感度が高くなりやすい
・目標やビジョンが立てやすい
◉「本当にやりたいこと」を見つけるデメリット
・仕事にしたときに嫌いになってしまう可能性がある
・やりたいことに注力できない環境の場合、無力感を感じる
・理想と現実のギャップが生まれることがある
・やりたいことを優先することによるリスク(時間の浪費、未経験への挑戦)が伴う
どれも起こりうる可能性があるのかなと思います。
しかし、この2つの側面を見たとしても私は「本当にやりたいこと」は見つけておいたほうが良いと思っています。
そもそも、前提としてそんなことを言っている私はどうなのか?と言いますと、
私自身、自分にとってやりたいこと(コーチ)を見つけた結果、それに全力を投じて活動する現在は毎日が本当に楽しいと思っています。
寝る前も起きた後もやりたいことが一杯になって、1日が始まり、1日が終わります。
コーチングに関しては受けることもすることも大好きですので、仕事をしている時間の中で「好きなこと・楽しいことをしている時間」がより長くなっていっているという感覚でしょうか。
また、人と対話をしている以外の時間も
「コーチングをもっと沢山の人に知ってもらうにはどうしたら良いだろう?」
「私にとってどんなことをしている時間が一番幸せだろう?」
と考える時間やそれらを自らの手で選択、実行できていることにも非常に有意義さを感じています。
事実、このブログを書いているこの時間もとてもワクワクしながら書くことに向き合っています。
もちろんたまには惰眠を貪ったり、お天道様が見ている時間にお酒を飲んじゃうこともあります。
ですが最終的にワイフワークをせずにいられない情動に駆られて動き出します。
必要に駆られる(〜せなば、〜やらねば)という、一種のマイナス感情で突き動かさせることが圧倒的に減りました。
これは私が独立という手段を選ばず、コーチ(もしくはそれに近しい)という職に会社で就いた時としても起こりえたのではないのかなと思っています。
このまま話を続けると「会社員or独立」という命題にも突入してしまいそうですので深堀りは避けておきます。
少々前置きが長くなりましたが、このような点が私が「本当にやりたいこと」を見つけることを推奨する理由となります。
それでは、こんなところで本題に移っていきましょう。
■「本当にやりたいこと」を見つけるために私がしたこと5選
ー①ストレングス・ファインダー
まず私がやりたいことを見つける際に行ったことは言わずとしれた自己分析ツール「ストレングスファインダー」です。
アメリカのギャラップ社が開発した自分の才能や強みを発見するためのツールです。
書籍2,000円ほどを買うことによってWeb上で177個の質問に答えることで診断し、自分の上位資質5位までを結果として見ることができます。
分析シートにはポテンシャル最大化する行動のアイデアや自分がすると良い人間関係の立ち回り方が記載されているので、自分の強みの活かし方や今後の行動指針が明確になります。
また、やりたいことを見つけていくという観点においてはその資質を生かした自己発見を行っていくと、楽しくラクに行動していくことができる可能性が高くなると思います。
私の場合は以下のような結果でした。
1,最上志向(影響力)
2,ポジティブ(人間関係構築力)
3,共感性(人間関係構築力)
4,成長促進(人間関係構築力)
5,運命思考(人間関係構築力)
改めて見るとだいぶ偏っているように感じますね。
私はこのような結果からも人間関係の関わりの中で自己発見、自己理解を行っていくという方向に舵を切ることにしました。
あくまで何かに向いている向いていないという判断ではなく、自分の強みの活かし方を知るための手段として診断を行ったという側面が大きかったです。
ー②世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
こちらは自己理解の専門家である八木 仁平さんを著書とする書籍となります。
普通の本と違うのは質問形式のワークが内包されており、それに答えていくことによってやりたいことが見つかるよという構造になっています。
また、八木さんの経験に基づき、やりたいことを見つける上で間違いやすいポイントをあらかじめシェアしてくれるのもとても良かったです。
自分自身のみで自己分析を行っていくと、必ず自身の凝り固まった思考やバイアスが出てきます。
それを事前にシェアしてもらうことで柔軟に質問に答えていくことができるので、一人で行うよりも圧倒的に自己理解や価値観の発見が容易になります。
ちなみに本書のメソッドの基本は、
「好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと」
から成っており、それぞれの事例もたくさん載っています。
私自身は、これを読了したとき「完全にコレ」というものが見つかったわけではありませんが、過去をなぞったときにこの本を通して発見した価値観にそって行動していることが多かったです。
「色々な分野のことを試したり経験してみたけどどれも心を揺さぶられるようなことがない。」
という方は、もしかしたら「大事なこと」という自分の内面にあるものが抜け落ちているのかもしれません。
フレームワークを使ってじっくりと内省していきたい方にオススメの一冊です。
ー③YouTuber「クリスの部屋」
見た目は外国人、中身は日本人、関西弁で話し、ライフコーチを名乗る自己啓発系YouTuberクリスさんの紹介です。
スピリチュアル系統のテーマも話される方なので苦手な方や拒否反応が出やすい方はお控えください。
私自身も特にスピリチュアル系のものを信じているわけではないのですが、クリスさんは英語も堪能なこともあり、脳科学や心理的な面でかなり先端の知識を持っていると思ったので視聴していました。あとは人間的にどこかハートフルな面を持っていることにとても魅力を感じます。
習慣を身につける構造を徹底的に紹介したメソッド本
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」
こちらの本も日本語訳が発売されるかなり前から原本として紹介していました。
私もこの本を何度も読み返しており、生活の中で毎日欠かさずにできること(ランニング、ストレッチ、マインドフルネスなど)が増えてきました。
ライフコーチということもあり、コーチングで使用するような思考の捉え方を動画内で取り入れており、観るだけで人生への考え方が柔らかくなります。
また、クリスさんの面白いところはまず理想のライフスタイル(生活様式)を徹底的に明確にして好きなことを考えてみようというところです。
住みたい場所は?
働く職場は?
理想の人間関係は?
働かずに何でもできるとしたら何がしたい?
などなど。
当時、好きなことってなんだ?やりたいことって何だ?それを仕事にするには?と躍起になっていた私にとって新鮮な考え方をもたらしてくれました。
「仕事だけじゃなくて、私生活や周囲の人間関係も内包されたビジョン(やりたいこと)を考えていきたい」
という方はぜひ参考にしてみると良いかもしれません。
ー④バケットリストを作成する
バケットリストとは「あなたが死ぬまでにやりたいことをリスト化したもの」です。
用意するものはペンと紙だけ。
なぜ私がおすすめするのかというと、
このリストを作る際に、「やりたいこと」「やってみたいこと」だけではなく、
「やらなければ後悔すること(=人生で後回しにしていること)」
という視点でも自然に考えることができるからです。
少し本記事の前提を覆すような発言になるかもしれませんが、人は欲望に則った「やりたいこと」は以外と簡単に思い浮かぶものです。
例えば、、、
・かっこいいスポーツカーを買って街を駆け抜けたい
・有名人になって周囲の人からチヤホヤされたい
・自然の豊かな土地に一軒家を買って家族と穏やかに過ごしたい
一方で「やらなければ後悔すること(=人生で後回しにしていること)」はどんなことが言えそうでしょう?
・仲違いしたまま疎遠の家族と会って話したい
・青春時代に熱を注いだ競技にもう一度携わりたい
・環境(お金、立場)を理由に避けている職に挑戦してみたい
おすすめのやり方としては最初は思いつくままに楽しく書いていくのが良いと思います。
誰に見せるわけでもないのでどんなことでも本当に自由に書いてください!
そして、もし「もうこれ以上出てこない!」となったら「やらなければ後悔すること」にも焦点を当ててみましょう。
そこにあなたが心の底から願っている思いがあるかもしれません。
余談ですが、私がバケットリストを知ったのは以下の映画がきっかけです。
今までで10回以上は見返している私の人生の教科書とも言える映画です。
一度観たことがある方も、その時の状況によって受け取り方が変わるかもしれません。
興味がある方はぜひ観てみてください。
ー⑤コーチを付ける
「結局その話かよ。」
とツッコミを入れてくれたそこのあなた。
ありがとうございます。
そうです。
私はコーチを付けるという手段も「本当にやりたいこと」を見つけるための有効な策であると思っています。
「本当にやりたいこと」がわからない方には2通りのパターンがあると思っています。
1:自分のやりたいことが全く検討もつかない方
2:やりたいと思っていることが「本当にやりたいこと」なのか検証できていない方
1の方は①~④でご紹介した方法を是非試してみてください。
「コレだ!」というものが出てこなくても安心してください。
少しずつですが、自分の大切にしていることや思いが見えてくると思います。
そのアイデアを胸にとどめてまた過ごしてみてください。
いつか必ず「本当にやりたいこと」が見えてきます。
もちろんコーチをつけるということも効果的だと思います。
本題は2の方です。
やりたいことが「本当にやりたいこと」なのか検証できていない方
ここまで(①~④)は、「本当にやりたいこと」を見つけるために自分の内面を見つめ直すようなHOW TOをご紹介してきました。
コーチをつけるという手段は自己理解が進んだ結果、そこで生まれた好奇心や想いをアイデアのままにせず外に向けて行動(検証)をしていく最強のツールだと思っています。
頭の中で「これがやりたいかも」と思ったアイデアは実際にしてみることで「本当にやりたいことかどうか」その気持ちや感情と答え合わせをしていく必要があります。
ですが、もしかしたらそのアイデアは
まだ家族や友人に伝えるには勇気のいる事かもしれません。
一人で行うには足がすくむような挑戦かもしれません。
もしくは、なんとなく思うだけで日々の喧騒に流されていってしまうかもしれません。
そんなときコーチという評価・判断をせずに全て受け入れてくれる存在に話してみることで、不安や葛藤が解消され行動がしやすくなります。
これは実際にカタルシス効果と言って心理学の用語としてその効果が認められています。
「悩みを話してみたら解決していないのにスッキリとした」といった経験をされた方も多いのではないでしょうか?
実際に私自身も人には言えないような話をコーチと話してきました。
だからこそ取れた行動も多かったと思います。
前職で退職の話を会社になかなかできなかった時は、コーチとたくさん対話をし、
「まず退職届だけ書いてみる」→「親に話してみる」→「友人に話してみる」
という行動をしてようやくその意思を伝えることができました。
勇気を精一杯、後押ししてもらいました。
やりたいことを見つけた時、ワクワクや期待感でいっぱいになるときもあると思いますが、一方で慣れ親しんだ現状が変わるかもしれないという不安や恐怖が生まれるかもしれません。
そんなときコーチングは、やりたいと思っていることが「本当にやりたいこと」なのかを検証するきっかけとなることでしょう。
ぜひ1つの手段として考えてみてください。
いかがだったでしょうか?
本日は「本当にやりたいこと」の見つけ方として私の体験談から5つの方法を述べてみました。
やや、本筋からズレたりもしてますが多めに見てください。
今日はここまで。
皆さまはこの記事を読んでどう感じましたか?
役に立ちそうな学びや気付きはあったでしょうか?
少しでもお役に立てたのなら幸いです。
ありがとうございました。
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