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1度作り上げたものを壊す勇気(ワークショップを終えて)

皆さま、こんにちは。
コーチング事業「ミライジク」運営者の秋山です。

本日は先日、主催しました「価値観を見つけるワークショップ」についての感想をお話したいと思います。

このワークショップは私自身にとって非常に学びとなる出来事でしたのでこの体験を通して得られたことを中心に書き残しておきたいと思っております。

そのため今回は何か有益な情報を読んでくださる皆さまに提供するという目的ではありません。私個人の備忘録的な形式となることをご了承ください。

それでも読んでみたいと感じてくださる皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまの何かしらの刺激や活力になるよう一生懸命書いてみます。
それではよろしくお願いいたします。

■なぜワークショップを開催するのか?


さて、まずはここからお話しできればと思います。
私は2022年の行動目標の一つとして「月に1回のワークショップ開催」を掲げています。

これには理由があります。
もちろんコーチングを広めるという活動の一環でもあるのですが、
どちらかというと私が持つライフワークの目的が大きく影響しています。

私はコーチング的機能性を持つ小さい社会をたくさん作りたいと思っています。

コーチング的機能性とは、

「評価や価値判断なしに人の目標達成を支援できること」
でもありますし、

「自己実現するために必要な自律的能力を育まれること」
でもありますし、

「ミライジク」が目指す「安心してありのままの自分について話せること」

でもあります。

また、社会と聞くと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「社会=世界や経済」を指しているわけではありません。

皆さまは社会の最小単位をご存知ですか。

それは「あなたと私」と言われています。

そして私がここで指している小さい社会とは「あなたと私」や「あなたたちと私」や「あなたと私たち」です。

私の手の届く目の前の人たちの社会(私を含む)をよりラクで豊かで充実的なものに変えていけたら「私の人生は最高」。

そんな想いで活動をしています。

だからこそ、その手段の一つとしてコーチング(セッション)やワークショップ、朝活に励んでいるのです。

■ワークショップの準備

さあ、秋山名物「前置きが長い」ということでまだ本題には入りません。
ある意味この潔さは結論から話すことが苦手だと言われている日本人らしさを堂々と体現しているのではないでしょうか?

果たして私が日本人であるゆえ私の性質に拍車をかけているのか?
私が私であるがゆえ日本人の性質に拍車をかけているのか?
真偽のほどは定かではありません。

さて前置きが長い上、脱線までしてしまうとこの記事の目的を見失ってしまうためこんなところで本筋に戻します。
今回の開催にあたっての教訓や学びは準備の中にもたくさんありました。

その中でも印象的だったことは「話を組み立てること」「お願いをしてみること」です。
どんなことなのかご説明します。

私が今回準備するにあたって心がけたことは、

「なぜこのワークをするのか?」
「このワークをどのように生活へ生かしていきたいのか?」

という意識を参加者の方にいかに抵抗なく感じてもらうかということでした。

そのため、一口に「さあ、これからワークをやって価値観を見つけますよ」といっても、

・ではこのワークの「価値観」の定義とは何か?
・「価値観」を見つけることにどんなメリットがあるのか?
・「価値観」を見つけたらそれをどうしたらいいのか?

ということを話の組み立てとして、特に「前置き」の部分でかなり作り込んで臨みました。
(ちゃんとフラグを回収しました。大切なんです、前置きって。)

このようなことが明確でないままでは「価値観を見つける!」というやる気があっても、ワークショップが終わった後に残るのはその場の満足感のみで
「その後の生活でこんなふうに活かすことができた!」という本来のワークショップの目的を見失ってしまうと考えたからです。

そして、この話の組み立てが聞いている方にスムーズに刷り込まれる(表現怪しいかも?)かどうかを検証するために、何度も白紙になった気持ちで自分の録音音声を聴き、言葉尻や言い回しを調整しました。

それだけだとどうしても限界があったので友人に協力をお願いし、壁打ちの練習も行いました。
さらにその実演を録画にとり、再度自分で見直して最後まで調整に取り組みました。

私は「依頼」や「営業」が苦手です。
好きでもないです。
胸がキューンとします。(恋ではないです。)

しかも、相手が近しい存在であればあるほど関係性が変わってしまったり、
誤解を招いてしまう可能性を考えてしまうため特に怖いです。

ですが、今回のワークショップは自分にとって自分の能力や経験の外側にある挑戦でした。そのため私は「協力」「助け」が必要でした。

「依頼」や「営業」と捉えると相手にプレッシャーを与えるかもしれないという恐怖心が芽生えますが、
コンフォートゾーンの外側の挑戦をし「協力」や「助け」が必要に迫られている状態であるからこそ、それらを「お願い事」と捉え素直に頼むことができました。

私はフリーランスになり「営業」が苦手な自分がとても嫌いでした。
しかし、今回の経験を通してもっと人に協力や助けを求めていい、頼ってもいいんだという感覚を得られたこと。
それが今回のワークショップの大きな学びとなりました。

加えて今回、ご後協力してくださった皆さまには感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

■1度できたのものを壊す勇気


それでは最後にワークショップを実際に行って感じた感想を述べて締めようかと思います。

散々、話を組み立て、いかに作り込んだかの話をしましたが本番ではそれを壊す勇気が必要でした。

どうゆうことかといいますと、当然ですがこのワークショップは生の人間と対峙して実施されていきます。
つまり、いかに完璧なストーリーを組み立てていようと、目の前の人にとって理解し難い内容であればそれはすでに完璧ではなくなります。

例えるとスポーツの試合でしょうか。
いかにセットプレイを完璧に練習しても試合になるとそれが通用するかは分かりませんよね?
そして、もしそれが通用しない場合は別の作戦に瞬時に変更したり、個人技で対応したりする対応が求められるわけです。

そのため直前までは自分の作り込んだものを信じ、それに縋る思いで練習を行いましたが、本番になると参加者がどのようにそれらを判断し、理解していくかが分からないため「一度できたものを壊すつもり」で柔軟に対応する必要がありました。

しかし、作り込むということ自体に意味がないのかというとそういうわけではなく、ちゃんと話の筋を通し、理解してもらうための引き出しを無数に忍ばせたからこそ本番で柔軟に対応ができたと自負しています。

(セットプレイが本番まで通用するか分からないため、その練習を放棄するスポーツマンはいないはずです。)

そんな入念な準備ができたからこそ、「一度できたものを壊す勇気」を発揮し、想定していた以上の成果をもたらすことができたのではないかなと思っております。

そして、ワークショップが終わり私の胸を満たした感情は満足感でした。

その理由は参加者たちの表情でした。
笑顔だけでなく、考えて顔をしかめたり、驚いたり、関心したり。
そんな人の人間らしさをみることが自分にとっての喜びなんだろうなと思います。

そして最後に参加者の方からのコメントをシェアして終わります。
※許可済み

■満足度 10点 / 10満点
とってもとっても気持ちのいい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。楽しかったです。


A .T.さん
■満足度 10点 / 10満点
初めてワークショップに参加させていただきました。
最初は「価値観」に対してしっくりきていなくて、どんな感じになるのか想像できていませんでした。
そんな中、コーチングがスタートして幼少期について深掘りしていくと
色んなことが走馬灯のように頭の中を巡り、自分の本来持っていた「価値観」を一つ知れました。
自分の中に眠っていたモノを見つけれた、1日でした。
また、次回も参加したいです。
ありがとうございました。

正木さん

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本日はここまで!
いかがだったでしょうか?

冒頭でもお伝えした通り、このようなワークショップをテーマを変えて月に1回開催します!
ご興味のある方はSNS等で告知のシェアをしております。
フォローしていただけると嬉しいです!

今日の記事が皆さまにとって少しでもお役に立てのなら幸いです。
ありがとうございました。

■運営者の秋山に興味を持っていただけた方はコチラの記事もよろしければご覧ください。


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