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きれいな海岸がやばい‼


今、海で何が起こっているか知ってますか?

増え続ける海洋ごみの現状

私たちが、便利だと簡単で手軽だとそれだけで使っているプラスチック製品。確かに軽いし、簡単だし、この上もない人類の最大の発明品の一つに挙げられるかもしれないプラスチック。その便利さ故、人間社会に広く浸透しきっていったプラスチックが、今あるところで大きな問題になっています。
それが海です。川から海に注ぎ込む河川の水に運ばれて、移動し続けるプラスチックごみ。一般社会では、目の前から消えてしまって意識しないとそのままになってしまうこのプラスチックごみが今大きな問題になっています。
プラスチックは確かに軽いし便利だし、一気に社会に広まりました。もはやプラスチック製品のない暮らしなど想像もできないくらいです。がしかし・・・・

海岸に打ち上げられた漂流ごみ

一体どうなるのこの漂流ごみは?

ただただ、漂い続けるプラスチックごみ
その便利さの影で、都合の悪いのが石油由来のプラスチック製品は基本的に自然界では分解できないということです。確かに紫外線で劣化し脆くなり、川の流れや海の波に揉まれて、どんどんと形は小さくなっていきますが、どんなに小さくサイズダウンしたとて、プラスチックはプラスチックのままで自然界に居続けます。
逆に言えば、サイズが小さくなりあまり人の目につきずらくなって、マイクロプラスチックになってからの方が、かえって面倒になるのです。
それは、波打ち際で打ち上げられた漂流ごみは、確かにはた目にも快いものではありません。景観を大きく損ねる大きな要因になります。
私たちも定期的に海岸清掃活動を行って、少しでもごみのない海岸を維持していきたいと日夜頑張って、ごみ拾いを行っています。しかしそれは表面的なごみは取り除くことにすぎません。

前述の通り、紫外線劣化で脆くなったプラスチックはどんどんとサイズダウンを繰り返すうちに磯の石の間に紛れ込んで行ったり、海岸の砂に混ざりこんだは最後、人間の手で回収することはほぼ不可能になっていきます。

改修した漂流ごみ

何とかしなくっちゃ!

できることから一歩ずつ

まず、最初にできることはプラスチックごみを捨てないことです。
今の現代社会で、一切のプラスチック製品は買わない、使わない、作らないといってもそれは、あまり現実的ではありません。たとえそういう考え方で活動している人がいたとて、それを全員に押し付けることは到底h可能です。ならばどうするかといえば、まずは捨てないということでしょう。それは意識1つでできろことです。ポイ捨てはしない、ただそれだけでも変わると信じます。

なくなることのないプラスチック

海洋生分解プラスチックの普及が急務!

次には、生分解プラスチックの普及ではないでしょうか。
少し値段が高くっても、自然環境を守るためならと考えるべきです。なんでも”安かろう悪かろう”とか”便利だから、手軽だから”という人間の都合だけで生きていくわけにはいきません。各自が自意識をしっかり持って、貴重な自然環境を自らが率先して守っていきという意識を持つことが大切だと思います。

海洋生分解プラスチックの製品

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