見出し画像

世界のリーダーと今後の世界の行方

インドの総選挙が終了し、モディ首相率いる与党であるインド人民党(GJP)が過半数を維持する見込みです。

世界のリーダーを見ると、現在とそして、今後の世界の行方が見えてくる気がします。

イスラエルーハマスの戦争では、イスラエルの極右政党と連立組むネタニヤフ政権を米国は抑えきることができていません。ラファへの侵攻を止めたい米国ではありますが、戦時内閣の極右大臣は戦争を止める様子はありません。

バイデン政権はネタニヤフを止めることができるかどうかの瀬戸際です。

これはリーダーシップの弱さが如実に現れているように思うのは私だけでしょうか。もちろん、米国のイスラエル支持は変らないわけですが、現在のイスラエルのジェノサイド(大量虐殺)ともいえる状況を支持すれば、世界から非難さらされるのは米国も同じです。そのため、ラファへの侵攻は止めたいのがバイデン政権。しかし、イスラエルの戦時内閣は、米国の意向には沿わず、独自の判断を突き進めています。

その一方で、中国の習近平国家主席は国家主席の任期制限を撤廃し、その後2023年に異例の3期目に突入しており、その権力を高めています。

プーチン大統領も2024年3月の大統領選挙で得票率87%の圧倒的支持を得て通算5期目に突入。強固なリーダーシップを確立しています。

さらに、これでインドのモディ首相が勝利を確実にして3期目に突入してきますので、BRICSの中心国は強力なリーダーシップで世界に影響力を発揮していきます。

バイデン米大統領は、2024年11月に行われる大統領選挙で劣勢とされています。日本の岸田首相も超低支持率。フランスのマクロン大統領は、右派の国民戦線マリーヌ・ルペンに人気で劣ってきており、影響力は低下。ドイツのショルツ首相も支持率は低迷。西側の主要国のリーダーは支持率が低く、基盤が弱い。

2030年までの世界は、BRICSの中心である3つの国で強いリーダーがこれまでの経験の上に、さらに力を発揮してくることが予想されます。そして、世界は米一極から多極化の世界へ。

揺れる世界情勢の中で、弱いリーダーの西側は、衰退の道をたどり、世界は新しい力が台頭してくるでしょう。BRICS、グローバルサウスの国々が世界の中心に進み出て、ドル基軸通貨体制も大きな変化をし、さらにこれまで西側が運営してきた資本主義システムも変化せざるを得ないでしょう。

新しい世界の中心に躍り出ようとしている国で強いリーダーが誕生しているのは偶然ではない。そして、衰退していく国のリーダーが弱いのも偶然ではない。

西側中心の世界は、その姿を変え、多極化した世界では新しい経済システム、新しい世界秩序となっていきます。それは、2024年の締めくくりは米大統領選挙です。

2025年から世界は新しい秩序を目に見える形で形成し始めるのではないでしょうか。

自分が関心があることを多くの人にもシェアすることで、より広く世の中を動きを知っていただきたいと思い、執筆しております。もし、よろしければ、サポートお願いします!サポートしていただいたものは、より記事の質を上げるために使わせていただきますm(__)m