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マーケティングが理系領域へ

日経BP社が年一回発行する『マーケティングの教科書』という専門誌があります。2013年度版と2022年度版を並べてみました。これが同じシリーズの雑誌かと思えるほど内容が異なっています。

2013年度版を開くとすでにデータサイエンスやビックデータといった言葉が散見されはするものの、アンバサダーマーケティングや顧客インサイトなど戦略論にも多くの紙面がさかれており、
文系、理系という分類でいくと、まだまだ文系よりの内容といった印象。

一方の2022年度版はまるで理系雑誌。最新のマーケティングを語る上で肝となるキーワードはデータをAI。統計処理と数的思考のセンスがないとマーケターは務まらない時代になったようです。

この4月から高校の学習指導要領が改訂されます。これを受け、2025年度入試より大学入学共通テストに「情報」が加わります。すでに指導要領の改訂が済んだ小中学校でも統計分野の強化が進みました。社会に出る前に統計の基礎的な知識くらいは身に付けておきなさい、ということです。

数学・算数を教える者として社会の要請にどこまで応えられるのか。ビジネス雑誌を見ながらそんなことを考えました。


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