泣きながら仕事に行っていた自分に、今伝えたいこと
小学生のころからずっと憧れていた先生という職業。
その夢を叶えたはずなのに、
なぜか、現実は苦しい。
「夢を叶えた自分」はもっとキラキラしてるはずだった。
周りの先生は、教育に情熱をもっていて
教育でやりたいことがたくさんあって。。
それに比べて私は、
できればやりたくないこと、
どうにか仕事する時間を短くしたくて時短術ばかり身につける毎日。
どんなことがしたい?と同僚の先生に聞かれるのが怖かった。
専門教科はなに?と聞かれるのがいやだった。
その答えは自分の中にはなくて、
それを語れる同僚がうらやましくて。
私って何のために先生になったんだろう。。
そんなことが毎日ぐるぐる頭をよぎる
だけど、立ち止まってゆっくり考える暇もなく、日々をこなすことに必死。
でも、身体は、無理やり前に進めても、
心がいつしかついてこなくなった
「なんのために毎日、仕事してるの?」
「本当にこの選択であってる?」
その気持ちがあふれて、毎日のように
泣きながら学校に行き、泣きながら家に帰る。
だけど職場につけば、「先生」として
明るく元気に気丈にふるまわなければならない。
先生はいつも笑顔でいるべき と自分で自分を制限して
怒っちゃいけない
泣いちゃいけない
しんどい顔をしちゃいけない
いつも平常心でいなければならない
そんな風にどんどん自分を縛っていった。
そして、気づかないうちに、、
いや本当は身体からも
心からもサインは出ていたんだけど
それを無視し続けるうちにどんどん苦しくなって
あの日、学校に行けなくなった。
だけどさ、、
こんなに自分を苦しめる必要はなかったんだよ
私は私で、他の人にはなれない
他の人になる必要もない。
完璧でない自分を許してあげていいんだよ。
そもそも完璧なんてどこにも無いんだから。
自分の気持ちに嘘をつかなければ、
完璧になれない自分のことを認めれば
きっと本当に大切にしたいこと
進みたい道が見えてくる
だから、あなたは大丈夫
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休職を迎えるまえ、
本当に本当に苦しかったことを覚えています
誰かに相談しても、心は癒されなくて
どんなに助けてもらっても
ちょこちょこ休みをもらっても
安心して働くことはできなくて。
むしろ、こんなにしてもらっているのに
何も変われないことに罪悪感まで感じていました
休んでからも、なかなか頭の中から仕事のことが離れず、
教室から逃げてしまった自分、周りの先生たちと同じように働けない自分が
情けなくて、恥ずかしくてたまりませんでした。
だけど、一度職場から離れて
ちゃんと心も体も休めて
元気になってから自分の気持ちに向き合ったことで
新たな道が見えてきました。
もがけば何か正解が見えてくるものだと
思ってがむしゃらに働いていたけれど、
私に必要だったのは、自分と向き合う時間でした。
休職に入った当時は本当に苦しかったけど、
いまでは、その選択をしてくれた当時の私に
本当に感謝しています。
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今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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