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【イベントレポ】自分だけのバキュームミニ四駆を走らせよう!

2023年1月27日、28日にYOXO FESTIVAL ~横浜でみらい体験~ が開催されました。NPO法人未来のカタチではミニ四駆を題材に子ども向けエンジニアリング体験イベントを出展しましたので、当日の様子を池田がレポートします。

■ YOXO FESTIVAL ~横浜でみらい体験~とは

 新たな技術が生み出され続け、変化を遂げる現代社会。
 あなたは未来をどのように創造していきたいですか。

 YOXO FESTIVALは、イノベーターやクリエイターが「未来」を見据えたアイディアの種(知や技術)を持ち寄り、企業や行政や市民という領域を超えて交流(越境)をすることで、ワクワクする未来を見て・触って感じることのできるイベントです。

横浜未来機構https://yoxo-o.jp/

■ 当日のイベントの様子

≪イベント開始前から大好評!≫
今の子どもたちにミニ四駆という題材に興味を持ってもらえるのか?
人が集まるか心配な気持ちがありつつ事前に予約受付という形で進めた本イベント。いざ、予約受付を開始するとなんと、なんと5分で想定の予約数40組が一杯に!参加者の期待も胸にアツいスタートを切ることになりました。

※トータル100名を超える子どもたちにご参加いただきました。

≪オリジナルミニ四駆をつくる技術 “バキュームフォーム” を観察しよう≫
 まずはミニ四駆のオリジナルボディづくりに使用されている本日の目玉技術、“バキュームフォーム”についてのお話からスタート。しかし、なかなか話を聞いているだけでは想像がつきにくいもの。ミニ四駆の先生にデモンストレーションをしてもらいみんなで観察しました。

みんなでバキュームフォームを観察する様子

バキュームフォームは、あらかじめ空気を抜き真空状態としてフィルムを型 に吸着させる成型技術です。
バキュームフォームの型に張り付く一瞬の出来事に思わず「おぉ!」と声を漏らす人も。子どもたちは、目が釘付け。興味津々でした。

一瞬で成型される様子はこちらからご覧いただけます。

≪バキュームフォームにチャレンジしよう≫
 観察したあとは、自分で挑戦してみます。
バキュームフォームはコツがいるので失敗するリスクもありますが、
挑戦してみたい好奇心旺盛な子どもたちは自ら手を挙げて、実際にバキュームフォームにチャレンジしました!
さらに、熱線カッターを使ってボディカットに挑戦する子も!!

ボディカットに挑戦してくれた子の様子


次は、真っ白なミニ四駆のボディに塗装をしていきます。シールを使ったり、デコレーションしたり、イラストを描いたり、ペンで塗りつぶしたりと子どもたちごとの個性あふれるオリジナルボディが出来上がりました。

製作途中のオリジナルボディ

≪出来上がったミニ四駆の自慢ポイントを聞いちゃいました≫
 そしていよいよオリジナルミニ四駆が完成!
こだわったポイントなどを子どもたちにインタビューしました。

≪オリジナルミニ四駆を走らせよう!≫
 最後に作成したオリジナルボディとミニ四駆の車体と合体、オリジナルミニ四駆の完成。お待ちかねのコースインです!

 自分でデザインしたミニ四駆が“走っている”というワクワクが止まらない様子の子どもたち。そのため、レース形式ではなく好きなだけ走らせようというプログラムへ変更しました。目を輝かせながら自分のミニ四駆を追いかけ続ける子どもたちの姿が印象的でした。保護者の方からも、「ここでしかできない体験」とのコメントをたくさん頂き、イベントは大盛況で幕を下ろしました。

オリジナルミニ四駆を走らせる様子

■ 参加者の声


本イベントへ参加いただいた保護者の方へアンケートを行いました。一部を抜粋して掲載させていただきます。ご回答頂き、ありがとうございました。

・初めてやったことばかりでいい経験になった。
・スタッフのミニ四駆愛が伝わった。
・ボディの成型・カットを体験しとても充実したワークショップだった。
・切り抜きや調整が難しかった。
・名前を呼んで一緒に作業出来てうれしかった。

■ 今後の取り組み


 今回、レポートして感じたのは、ミニ四駆をつくっている時はもちろんミニ四駆を走らせている時も、子どもたちや保護者、運営メンバーも含めて発見や驚きの連続、そしてやってみたいという好奇心にあふれた場を創ることの重要性でした。
 次回も多くの方に参加いただき、好奇心あふれる場を提供できるイベントを企画していきたいと思います。ミニ四駆を通した仲間づくりやミニ四駆製作から新たな発見を得るエンジニアリング体験等、未来のカタチでしかできないワクワクするイベントを企画していきます。

■ 主催者インタビュー

主催者インタビューも行いました!


 たくさんのご応募、そしてご参加、本当にありがとうございました。


「毎日にもう1つのフィールドを」まちにほけんしつをつくりたい大学生
池田結香


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