フリーランス4年目の「お金」、「時間」、「人間関係」のリアルを書いてみました
こんにちは!
フリーランス4年目を満喫中のほりの(@horino_ec)です!
2023年もいよいよ終わりに近づきましたので独立してからの4年間をふりかえってみました。なんとか4年間、生き残れたことに感謝です。
なぜ独立をしたのか?
まず最初に、僕がなぜ独立したのかをお話させてください。
実はこの考え方が「お金」「時間」「人間関係」に大きく影響しているからです。
若い頃は寝る間も惜しんで仕事づくめの毎日。
朝から晩まで会社で働き、休みの日はスクールや人脈づくりに励んでいました。
でも40代になり、家族を置き去りにしてひたすら仕事に打ち込む毎日に疑問を感じはじめることに。
「僕は何のために仕事をしているのか?」
「自己実現」「社会貢献」「やりがい」「地位や名誉」「収入を得る」ひとそれぞれありますが、僕の場合は「自分の半径5mの人を幸せにしたい」、そこにたどり着きました。
半径5mの人とは、以下のように定義しています。
つまり、自分の周りの人を幸せにするために、自分の「お金」「時間」「人間関係」をコントロールしたい。これが僕の独立した目的です。
フリーランスの収益構造
フリーランスと言っても稼ぎ方はさまざま。
でも共通するのは以下の方程式です。
収入= 単価 ✕ 労働時間
そこで「時間単価」と「労働時間」の2軸でフリーランスの収益タイプを分類してみました。
①単価が安く労働時間も少ない
これは言うまでもなくダメなパターンですね。自由を夢見てフリーランスになったけど全く稼げず会社員に逆戻り。きちんと準備をしないと独立するのは無謀です。
②安い単価でひたすら働く
1文字1円以下のライティングや、1枚数千円のバナー制作など、量をこなさないと生活できる収入が稼げないパターン。もっとスキルを磨いて単価アップしたいけど、数をこなさないと生活できないジレンマに。
③スキルはあるけど案件が獲得できない
高度な専門スキルをもっている職人タイプの人に多いイメージです。得意とする仕事は好きだけど、営業や経理や雑務はやりたくない人。セルフブランディングもできておらず紹介だのみになっていまう。(僕の独立当初もここでした)
④稼いでいるけど自分の時間がない
年収1,000万円を超えるなどフリーランスとしては「成功者」として見られているけど、本人は仕事に追われて自分の時間もゆとりもない。動くのをやめると収入が減る恐怖から逃れられない。意外としんどい状況です。
⑤お金も時間も自由にコントロール
僕はここを目指して独立をしました。
お金と時間が自由になるのはいいことづくめ。お金のために働く必要がなくなり、仕事以外の好きなことに挑戦もできます。好きな人に会いにいったり、本業以外のことをはじめることで、さらに新しいビジネスチャンスができる好循環も生まれます。
どうやったら時間とお金の自由を得られるのか?
僕の場合は③からのスタートでした。
独自のスキルはあるけど、それをビジネスに活かせていない状態。
でもこれを⑤に引き上げるのは比較的簡単でした。
なぜならいろいろと挑戦する時間があったからです。
・セルフブランディング
・提供サービスを磨く
・認知獲得ための行動(セミナー、公演)
・パートナーシップを強化
でも②の状態から抜け出すのは大変です。
なにせ時間がないので、新しいことに挑戦する余裕もありません。
フリーランスの生存術は、いかに個人のスキルを高く売るか。
単価アップが肝になるとつくづく感じます。
(単価があがれば自由になる時間も生まれます)
①の人は残念ですが、もう少し会社員や複業で実力を磨きましょう笑
「お金」の自由
僕はお金のかからない地方暮らしです。
服もブランド品ではなくユニクロ、高級車に乗っていないし、夜遊びなんてする場所もありません笑(そもそもお酒が飲めない)
普通に生活するのであれば会社員時代の稼ぎがあれば十分です。
なのに、なぜ稼ごうとしているのか?
その理由は2点。
「好きな人達と一緒に仕事がしたい」
「時間の自由が欲しい」
今は10名以上のフリーランスの方に対して仕事を発注する立場でもあります。月に200〜300万円稼いでうち100万円を外注費としてお支払い。
すごいスキルを持った人たちのチカラを借りることができたおかげで自分のビジネスが大きく成長しスピードアップもできました。自分だけが潤うのではなく一緒の仲間にもどんどん還元できる仕組みをつくる。
これが理想ですね。
(そのためにもまず自分に余裕がないとはじまりません)
お金の不安を抱えることがなくなり、生活のために働くのではなく、自分が好きなこと(人)のために仕事ができるようになったのが一番うれしい変化です。
「時間」の自由
僕にとって何より大事なのが「時間」。
今は、1日4時間、週4日だけ仕事をするスタイル。
(どこまでを仕事とするのかは曖昧ですが)
大きな野心野望を実現したり、社会に大きな影響を与えるためには、自分の人生を捧げて時間を削らないと成し遂げることはできません。でも僕の場合は「半径5mの人を幸せにする」のみ。周りになんと言われようとそれが僕の生き方なのです。
なぜ1日4時間、週4日という働き方が可能なのか?
答えは簡単です。
先に仕事以外の時間を抑えてしまっているから。
ざっと僕の一日はこんな感じです。
朝9〜16時が僕が活動できる時間。
午前中は、仕事に集中。
午後は、読書をしたり、自転車に乗ったり、カフェで新たな企画を考えたり、人に会いに行ったりしています。
一見無駄に見えるこの時間が実はめちゃくちゃ重要で、将来の自分を生み出す源泉となります。
(自転車は気分転換に)
大切な家族との時間を最優先にしたいので休日や夜に仕事はしません。
平日にお出かけしたり旅行ができるのもフリーランスの特権。
混んでないし安いしサービスもいいことづくめ。
予定はできるだけ埋めないのがポイント。
会社員時代は、予定表が埋まることに満足をしていましたが、今は予定を空けることに腐心をしています。
(それでも埋まりがちですが)
「人間関係」の自由
これは「お金」「時間」とも密接な関係にあります。
「お金」がないと、嫌な人と仕事をしないと稼ぐことができない。
「時間」がないと、好きな人に出会う機会も得られない。
つまり「人間関係」をコントロールするには、まず「お金」「時間」をコントロールせねばいけないと考えています。
僕は人見知りなので、いきなり見知らぬ人の中に飛び込むことなんて恐ろしくてできません(汗)
でもTwitterを通じて仲良くなった方とお会いするのは全然大丈夫です。
今の時代にSNSがあってよかったと心から感謝をしています笑
会いたいと思った人にはすぐに会いに行く。
僕は兵庫県の地方都市に住んでいるので、毎月東京に通っています。
その場では何も起こらないかも知れませんが、不思議とのちのちに大きな展開に繋がっていくものだと感じています。
今は嫌な人からはさっと距離をとり、好きな人とだけ一緒に過ごせるように。これだけでストレスが著しく減りました。
「お金」と「時間」を手にする方法
下記は会社員時代〜独立以降の「収入」と「労働時間」のイメージです。
独立前は、人生のすべてを仕事に捧げているような状態。時間だけでなく頭の中も100%仕事。支えているのは仕事の成果とやりがいだけでした。
その分、一般的な会社員と比較すると報酬は多かったです(それでも年収1,000万円には手が届かないです)
人生のすべてを注いでもたったこれだけ。時間単価にしたらいくらになるんだろう?という感じでした(苦笑)
独立してから大きく変わったのが「時間」の変化です。
感覚値では仕事の時間は会社員時代の1/4に激減(意識的に減らした)
でも収入は2割ほど減っただけ。これは大きな驚きでした。
空いた時間を、自社サービスの開発、セルフブランディングの強化、本気のSNS運用、人との交流に割くことで、あっという間に売上は会社員時代の4倍にまで増えました。
(給料と売上を比較するのはおかしいですが、個人が稼ぎだすチカラという意味で。役員報酬は全然少ないです笑)
フリーランスと言えば、自らのスキルを売って稼ぐというイメージですが、ひとりのチカラなんてたかが知れています。僕自身、1日4時間、週4日の働き方では1人で1,000万円が限界でした。
でも仲間の「スキル」と「時間」をお借りしてチームで仕事をすることで、たった1年で売上は3倍に。
クライアント様にとっても、仕事の一部だけを任せるよりは全部任せられる方が絶対にいいですからね。結果、事業に深く関わることができ、LTVが大幅に伸びることにつながりました。
おわりに
いかがだったでしょうか?
結論、フリーランスこそ「時間」を大切にすべき。
それができれば「お金」を増やすことが簡単になります。
「時間」「お金」があれば「人間関係」は自由になります。
これからフリーランスとして独立を目指される方、すでにフリーランスとしているけど将来に不安を感じている方の参考になればと思い書き綴りました。
小さくても自分自身で行動をして「お金」「時間」「人間関係」をコントロールできることがフリーランスの最大の魅力だと考えています。仕事だけでなく自分の人生をコントロールするとも言えます。
でも自由には責任がセットでついてきます。憧れだけで独立するのは危険ですが、でもこんな素敵な働き方があるということお伝えしたかったので書き綴りました。
記事の内容にコメントや知りたいことがあれば気軽にご質問ください。最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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