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『盛り上がるPTA廃止論』PTA全部やめていい?

はじめに

昨今、PTA廃止論がかなり盛り上がっていますね。
最近では、代行サービスをする企業も出てきて、話題となりました。

PTAの活動は、無駄と感じる活動も多く、公立の場合では地域との関連も有り、なかなか参加したくないとは言いにくい活動です。よって、いっそなくなって欲しいと感じる方も多いと思うのですが、無くしてはいけない部分もあるため、紹介したいと思います。


PTAと学校・行政との関係

PTAは学校や行政との関係では、意見を言う組織であり、監査機関的な役割をしています。

よって、PTAが無くなる場合もせめてPAとして存続はした方が良いと考えます。


PTAやPAの役割

例えば、教科書の選定や、修学旅行の際の業者選定などにPTAが参加することがあります。

また、保護者などには告知なく、教育改革や資金が大きく動くような事態が生じた場合などに、PTAが組織として対応する場合があります。

よって、PAといった保護者組織を持つことは重要です。


仕事は減らす

PTAの活動で困ると言えば、さまざまな活動です。
近年は共働き世帯も多く、平日の活動に参加するには仕事を調整する必要もあり、困っているご家庭も多いことでしょう。

PTAの仕事を見ると、見守りやベルマーク回収、広報誌の作成などありますが、この辺りは、見守りは行政が一括でセキュリティー会社に依頼するなど志、ベルマークは個人で、広報誌はプライバシーの観点から今の時代にそぐいませんし、廃止で良いのではないでしょうか?


アメリカではどうだったか?

我が子のお世話になった学校のPTAは任意参加でした。
PTAに寄付などは出来ましたし、寄付をしていない場合でも、PTA主催のイベントには子どもも保護者も参加できるようになっていました。

一方、学校ボランティアは別途あり、必要がある時に募集のチラシを子どもたちが持って帰ってきました。
ボランティアへの参加は、保護者なら参加できる仕組みでしたが、誰でも良いわけでは無く、スキルチェックや犯罪歴などの確認がある場合もありました。


ベルマークは個人で参加できる。

ベルマーク運動は、学校で参加しなくても、個人でも参加できるようです。
『ベルマーク教育助成財団』のHPに参加方法がございますので、興味のある方、PTAをスリム化したい方は参考になると思います。

参照先:ベルマーク教育助成財団 https://www.bellmark.or.jp/about/anyone.htm


最後に

子どもたちの教育環境を守るために、保護者の組織(PA)はあった方が良いのかな?とは思います。
しかし、時代にあった活動への見直しは必要です。子どもも先生も保護者も笑顔でいられる活動を続けていけるようにすることが重要です。


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