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思ったよりはやく、点と点が、繋がりはじめている。【ぼくらは仕事で強くなる vol.28】

こんにちは。

最近、弊社の「&ローンディール」に掲載している記事の内容がちょっと変わってきています。それは、記事の登場人物が増えた、ということです。

基本的にこの「&ローンディール」というメディアでは、レンタル移籍した人がどんな経験をして、何を感じ、どう変化したかということをご紹介しています。(基本的に全員に取材をしていて、プロのライターさんに書いていただいて最近ではプロカメラマンさんに撮影もお願いしています。)そうやって整理することで、記事がレンタル移籍という経験をしていない人にとっても、何かに挑戦するきっかけになってくれたらいいなと思って運営してきたわけです。

それに対して、最近の記事は少し変わりました。移籍を終えて戻ったリコーの萩田さんという方がNTTドコモからベンチャーに移籍中の泰松さんという方と一緒にプロジェクトに取り組んだ話とか、NECから移籍をしていた樋口さん・丸尾さん・脇田さんの3人が復帰後にどんな動きをしているかという対談とか、IHIで移籍していた水谷さんとその上司の松野さんの対談、といった記事が公開されています。

つまり、登場人物が増えているんですよね。なぜこういう変化があったかというと、横の繋がり・縦の繋がり・外の繋がりを活かして、移籍者のみんなの行動範囲が少しずつ広がってきているのです。実際に最近、いろいろなところで、「商談相手がレンタル移籍経験者だったよ」とか、VCの方から「うちの投資先で移籍者が活躍してくれているよ」といったようなお声が、私たちのところにも届くようになってきました。

おかげさまでレンタル移籍者の総数は今月時点で130名を越えました。とはいっても、たったの130人。社会全体に占める割合はごくごくわずかで、何か変化を生み出すにはまだまだと思っています。ところが、いろいろな繋がりが目に見えて増えている。

これってなんでだろう?と思っていたのですが、端的に言うと「類は友を呼ぶ」っていうことなのかもしれません。大きな組織だったとしても、社外との繋がりをつくるという活動をしている人は全体の1割、もしかしたら1%にも満たないかもしれません。

そうやって活動をしている人たちに限ってみれば案外、繋がりやすいのかもしれません。繋がって、お互いを励ましあって、具体的に連携もして活動していくということは可能なのだな、と実感しています。

世界とか社会とか、そして企業とかが抱えている課題に目を向けるとあまりに茫漠としていて、何から手を付けていいかわからず、途方に暮れてしまいますよね。でも、自分の動ける範囲で、たとえ手の届く範囲に限られたとしても、そこで動きつづけることができたなら、ふとした瞬間にいろいろなものが繋がって、ちょっと世界を動かすことができるのかもしれません。

そんな風に、私たちはレンタル移籍という事業に希望を見ています。

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追伸

そんな希望を一緒に見てくれる人を、募集しています。働き方も、気持ちの込め方も自由に、一緒に事業をつくってみたいという方がいらっしゃったらぜひお声がけください。


連載「ぼくらは仕事で強くなる」は、ローンディール 代表 原田による個人ノートです。組織やマネジメントのこと、自分自身のキャリアについてなど、日々感じていることや取り組んだことを綴っています。週1回程度更新しています。

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