見出し画像

話題のHIIT(高強度インターバルトレーニング)で痩せ体質へ

HIIT(高強度インターバルトレーニング)を行うことで、痩せ体質になることができます。

HIITの目的は、心拍数を上げることです。

目安としては、最大心拍数の7割~9割と言われています。

心拍数を上げることが目的なので、運動のメニューは何でも構いません。

一般的には、スクワット・もも上げ・バーピーなどの全身運動をおこないます。

HIITをおこなうと、なぜ痩せ体質になるのか?

それは他の運動にはない、長いアフターバーンの効果によるものです。

運動不足解消・痩せ体質への改善に、HIITで魔法の4分間を!

HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは

画像3

HIITとは、高強度インターバルトレーニングのことを指しています。

HIIT(High Intensity Interval Training)の略で、ヒットと読みます。

一般的なやり方では、

20秒間全力で動いて10秒休憩する、これを8セット繰り返す運動です。

HIITの一番の目的は、心拍数を上げることです。

具体的には、最大心拍数の7割~9割と言われています。

1回のHIITでかかる時間は、4分程度です。

短時間ではあるものの、非常にきついトレーニングです。

初めて行うときには、ちょっと優しめの「ゆるHIIT」から始めることをオススメします。

最大心拍数は、簡易的に220マイナス年齢/分とされます。

たとえば、30歳の人であれば190回/分、50歳なら170回/分、70歳なら150回/分です。

それらの7~9割ですから、30歳だと152回/分前後、50歳なら136回/分前後、70歳なら120回/分前後を目指せば良いでしょう。

なぜ痩せ体質になるのか

画像3

HIITを行うと最大48時間のアフターバーンを得ることができます。

アフターバーンとは、運動後にカロリーを消費することを言います。

この48時間という長いアフターバーンが、カラダを痩せ体質に変えてくれるのです。

有酸素運動と言えば、ランニングが有名ですよね。

45分のランニングで得ることができるアフターバーンは何時間だと思いますか?





なんと、たったの2~3時間と言われています。





痩せるための運動として考えた時に、どちらが最適だと思いますか?

アフターバーンだけで考えてもHIITですよね。

もちろん!

「ランニングをするな!」

というつもりはありませんが、少しでも効率を良くしたいと思うのであればHIITを選ばれることをオススメします。

ゆるHIITでも効果は変わらない

画像4

HIITをやったことがある人であればわかると思うのですが、本当にきついトレーニングです。

なかなか敷居の高いトレーニング、ちょっとやるのは怖いかもという印象を受けた方も多いのではないでしょうか?

安心してください!

2019年に出た論文では、

6割程度の運動(息が軽くはずむ程度)のHIITであっても、その効果は変わらない

という結果が出ています。

むしろ、ケガのリスクが低くなるので「ゆるHIIT」の方が効果的であるとも書かれていました。

・限界に挑戦したい人
・気軽に運動を楽しみたい人

それぞれの状況に合わせて、強度を選んでいただければと思います。

ゆるHIITをやってみよう

みらいクリニックでも、オススメしているHIIT。

あなたもやってみませんか?

前記の通り、ちょっと優しめのHIITで構いません。

運動の種類がわからないという人のために、動画を載せておきます。

あなたも今日からHIIITで、痩せ体質に!

動画を見ながら、動画の動きに合わせてまずはエクササイズしてみて下さい。

「60代からのゆるHIIT」というタイトルですが、30代でも疲れました~という感想を持つ人もいます。

ぜひ早速トライしてみて下さい。

自分なりの運動をしたい方は、スマホのアプリを活用して下さい。

tabataとかHIITといれると使いやすいアプリが検索されますよ。

心拍数を測定するには

画像1

HIITは、心拍数を挙げることが重要と書きました。

エクササイズ最中は、スマートウォッチを使うことをお勧めします。

スマートウォッチがない場合は、終了後にパルスオキシメータ(最近は安価で販売されています)を使ったり、15秒間自分の手首の脈拍を数えて、それを4倍して脈拍数を数えます。

普段余り体を動かしてないから、はげしい動きは怖いという方も少しずつ運動強度を上げれば大丈夫です。

高血圧や糖尿病、肥満などにも効果があると報告されているHIIT、広い場所も、特別な道具も必要ありません。

さぁすぐにやってみましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?