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みなさん、自分の居場所はありますか?

少しの間、介護施設で働いたことがある。

そこで色んな家族のかたち、生きざまや死にゆく準備などを目の当たりにして、人生や命のことをたくさん考えた。

尊い仕事なのだけど、どこか自分の居場所ではない感じがしていた。

たどり着いた考えは、自分が関わりたいのは子どもたちだということ。

誰かの役にたつことで自分の欠けているところを埋めているという違和感もあるということ。

誰かの役にたつこと、

本当の支援とは自分が自分自身のことを満たしてこそできるのでは?と思うようになった。

「愛はシャンパンタワーのように」と言われることもあるように、
一番上のグラスから溢れ出たものが下のグラスへ注がれ次から次へ満たされていく。

自分が豊かに生きてこそだ。

そのことに気づいてから、心理学、キャリアカウンセリング、メンタル、保育の勉強や実践を夢中でやってきた。

だんだん気分的にゆとりができ、たくさんの仲間と居場所もできた。

そして現在、
子どもたちと関わる仕事をする機会が増え
子育ては、ひとりでがんばらない。多くの人を巻き込もう!」という思いが強くなった。

保育のプロの先生方が
「知識と経験はあるけど、自分の子育ては全然思い通りにはいかなかった。」と言っているのをきいて、
プロでさえそうなら大抵の人は子育ての素人、想定外の日常が当たり前。

これまで地域活動で出会った子どもたち、
我が子(長女、長男)、進路就職支援などで関わった高・大学生たちのことを思い返しても、親御さんの頑張りと子どものこころの育ちは必ずしも比例しないということを確信したのも大きい。


自己肯定感が高い子には共通点
がある。

主体性、集中力、立ち直る力、柔軟性、聞く力、伝える力など
大切な能力を身に着けている子たちは、
幼少期に、周りの大人たちがどのように関わってくれたかということを覚えている。

何となくの記憶の中に、愛されていた、認められていた、褒められた、大事にされたということが残っているようだ。

多くの人の価値観に触れてきているということもわかる。

これは、ママがひとりで頑張ろうとしていては、子どもに身に着けさせてあげることが出来ない力ということだ。

正々堂々と周りにヘルプを出したらいい。

たくさんの人の知恵と手を借りて、
力を抜いて頼れるものには頼り、使えるものは使う。

親子とも心と体の距離を置くことも大切。

離れている間、子どもには色んな価値観に触れさせてあげることも出来る。

お互いにとって良いこと尽くしだ。

今は外出しにくいことも多いと思うので、
せめて心の距離がとれるといいのかな。

職場や家庭以外で、SNSでもいい、

自分の弱音や本音を吐きだせる場所、

自分の学びを深められる場所などいくつかママ自身の居場所を確保してほしいなと思う。

これから「note」でママたちの居場所をつくりたいな。

一緒に学べる教材を作っていきたいな。

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