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毒母と娘の30年戦争5

毒母が死んで私の戦争は終わりを告げた。
 
やっと解放される!と思っていた。
 
しかし、そう簡単にはいかなかった。
 
 
毒母のことでたくさんのトラウマが残っていた。
 
死んだらスッキリすると思っていたが、あらゆる場面で毒母を思い出し、具合が悪くなった。
私の30年間の戦いの傷はあまりにも大きかった。
 
 
カウンセリングを受けると「毒母を許す」ことをアドバイスされた。
 
許せるわけもない。
 
30年間苦しめられ、人生をおかしくされた。
 
私の人格形成にも多くの問題を起こされていて、それを「許す」ことなどできない。
 
 
毒母に染められてしまったものを私の色に戻したく、私はあの宗教をやめた。
 
宗教は正しく信仰すれば良いものになるが、誤った信仰は人間を壊す。
 
 
毒母に染められたものを自分色に戻すこと…10年。
 
やっと毒母の呪縛から解き放たれた…という実感がした。
 
長い、長い、戦争はこれで終わりを告げた。
 

 
ここまでお読みいただきありがとうございました。
 
毒母の元に生まれてきてしまったばかりに私の人生の半分は暗黒であり、人格形成にも問題を残しました。
 
全ては無かったものにはできません。
 
私は今後も自分と向き合いながら生きていきます。
 
 
 

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