見出し画像

「超逆年の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想27最終~💓リセットライフへの決意


2023年10月 (回想26からの続き)

やっと日本に帰国できてから1年半後の10月・・・

とんでもない出来事に襲われ
なんで?
私はリスクライフばかり選ぶのかほとほと自分に嫌気がさしました。

29歳年下のケンと
同棲を始めてから11か月後

2023年5月頃から
ケンが仕事場でのストレスが重なり二人の間に不協和音が始まりました。

6月には
とうとう事件発覚?
私はショックと後悔で
傷心してました。

7月は
二人で何度も話し合いましたが私の気持ちは落ち着くことなく
別れを予感しました。

8月には
このネガティブスパイラルから抜け出すために
同棲をストップし冷却期間を置くためにケンは地元に戻りました。

そして9月には
なんとケンが突然、戻ってきて本当に驚きました。

最後には苦しい時の神頼みではありませんが

偶然にも同じライフスタイルのカウンセラーとそのパートナーに会いカウンセリングを受けました。

その後も話し合いを続け
気付くと5ヶ月がすぎ
あっという間に10月になってましたが

これ以上、人との争いは
精神的によくないとお互いが悟り

いよいよ未来の為に
人生の決断の時がきました。

2023年10月

~リセットライフへの決意~


2023年も残りわずか2か月になり時が刻々と過ぎていってしまった

私たちはお互いの未来への方向性の相違から何度もケンカを繰り返してきた

だが即決で別れることは決めれなかった

なぜなら
お互いが知らない土地で孤独を感じ

セカンドライフをスタートするときにポジティブに支え合い励ましあったから

人間は人生がうまくいっている時は自分で生きていると思いがちだが

ピンチの時に無条件で助けてくれた人は気付いた時には

人生にとって何物にも代えがたい存在になっている

それが私にとってケンだった
だから心から悩み苦しんでしまったが

最終的には
私は50代半ばにして
またリスク人生を選択し

ケンとのリセットライフを
スタートすることを決意した

その理由としては

ケンが親に
「私と同棲している事実と沖縄に定住する」という気持ちを伝えてくれたから

もしも私がケンの立場だったら?

29歳も年上の凡人と
人生を過ごすメリットは無いと思い別れていたと思った。

だがケンは自分の過ちについて深い後悔を抱き

その後、諦めることなく
精一杯の誠意を表し続けてくれた

だから・・・
浅はかかもしれないが

私は素直に
その胸に飛び込むことにした

最後の最後まで
リセットライフについて悩んでいた時に

ふと生前の不良父との会話を思い出した。

それは私と元夫が20年以上前に海外移住をしその後に元夫の浮気が判明した時だった

「ミライ、誰一人
完璧な人間なんていない

浮気をすることは
裏切り行為だから肯定はしないがそれにも必ず理由がある」

「それって?
自分の人生を正当化?しようとしているだけでしょ」と
私が反論すると

「正当化じゃないさ
ただ、俺も戦後すぐにアメリカ留学して酷い人種差別を受けたりカルチャーショックで

プライドをずたずたにされたからな。きっとYくん(元夫)の方がお前より辛かっただろう

海外で初めて就職して
言葉の壁や文化の違いで
悪戦苦闘しているときに

お前は自分が納得いくぐらい
精一杯、Yくんを支えてやった自信はあったか?」

思い起こしてみれば・・・
私は昼は学生をして
夜はアルバイトをしてと自分の事で精一杯だった

そして帰宅すれば夢に描いていた海外生活と現実の生活の
ギャップに落胆し
グチを言ったり泣いたりしていた

でも本当に泣きたかったのは元夫だった・・・

嫁を連れて海外に引っ越しをし生活苦になったらと考えるだけでプレッシャーに押しつぶされそうだったと思う

そんな時に大切な人が支えてくれなければ・・・

やはり、いくら誠実な人でも
優しくしてくれる人に
癒されたいと感じるのは
自然なことかもしれない 


そう・・・
今回のケンの浮気も同じシチュエーションだった

私の為に全く知らない土地に引っ越してくれた

そして以前の職業に戻ったものの12時間以上の労働が何か月も続く環境で心身共に疲れ果てていた

だが私を支えなければいけない、そのプレッシャーから
仕事を辞めるなんて言えなかった

だからケンもきっと・・・
誰かに逃げたかのかもしれない

以前、友人に言われた言葉が浮かんできた
「普通の20代なら29歳も年上のセレブでもない50代の浦島太郎?みたいな

おばさんから逃げても仕方ない?でしょ」

そのとうりだと感じていたが
ケンは逃げないで、ここまで向き合ってくれている

そして
“私の最後を抱きしめたいと”と
伝えてくれた

だから・・・
非常識?非現実的?と言われたとしても

素直にその言葉を信んじたい、そして私がこの世を去った後には

「ミライと過ごしてきた時間は実りある生活だった
だから、この決断は間違ってなかった」と感じてほしい

そのためには
ケンの夢を応援しながら支え

この青空が広がり
開放感がある素晴らしい環境の中で穏やかな生活を送り

今度こそお互いが本当の意味で自分らしさを表し

過ごせる生活を送っていこうと願っている

結果的に・・・
どこにでもある
恋愛や結婚生活にあるトラブル(浮気)であり

別れるか復縁するか二者選択でしかない

私たちは
とんでもない?年齢差でも二人で乗り越えた事で

ゆっくりだが…
真実の信頼関係と絆が育まれ始めていると感じている

私の母は36才
父は58才

この世から突然、去ってしまった人の命の儚さを痛感している

後、何年...
ケンと一緒に過ごすことが
できるかわからないが...

だが逆をかえせば
人間はいつ死ぬか予期できないからこそ生きていけると私は感じる

そう・・・
この一瞬、一瞬の幸せを
心に刻みながら

愛する人達の笑顔を見れることそして幸せに過ごしていると
知れること

それが私にとって
最高の幸せ

人は誰一人自分の力だけでは
生きてゆけないし

幸福感に包まれない
忘れてはいけない大切な事実

昨日までは、全く知らなかった間柄が何とも言い表せない運命で出逢う

一期一会
私は大切にしていきたい

ケンと出逢ったことで
紆余曲折の時期もあったが

この大切なTRUE LOVE(真実の愛)を実感できたことに感謝しながら

残されている人生を
愛し愛されていると感じながら過ごしていきたい♬


「終わりよければ
すべてよし?(笑)」
😊

All's well that ends well.





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?