15日間パンチャカルマinスリランカ
おつかれさまです。
5/23-6/6、スリランカのコロンボ近郊でパンチャカルマを受けました。
まずはざっくりとした流れを。初日はドクターによる診察があり、自分の健康状態にあった治療と食事のプランが組まれす。基本的に毎日受ける施術は、鍼治療、全身のオイルマッサージとパック、ハーブ風呂、薬草を使った飲み薬による治療。日数を重ね、オイルが体に浸透したら、メインの治療に移ります。人によって期間は異なりますが、身体のクレンズサイクルとして最低でも2週間は期間を設けるみたいです。わたしはこの後の旅の予定や金額との兼ね合いもあり、今回は15日受けてみることにしました。
○一度は受けてみたかった
ヨガを学んでいて、アーユルヴェーダも少し学ぶ機会はあったけれど、いつかは受けたくなるんだろうな〜くらいで、特に意識して生活しているわけでもなかったです。ただ大きい理由として、今年1月に日本へ帰国してから、心身ともに元気がなくバランスが崩れていると感じていた頃にパンチャカルマが度々わたしの脳裏に浮かんできました。したくないことはしない、存分に自分を癒す、したいことはすぐにするという今年の自分との約束があり、今こそ受ける機会だと思い計画しました。前々からヨガの練習のためにインドへ行くことは決めていたので、インドで受けようかなと迷っていたけど、調べているうちにスリランカのアーユルヴェーダ施設に行き着き、少しマイルドな感じがしたので即決。インドでもまた受けたければ受ければいいしな〜って感じで。
○メイン治療わたしの場合
・シロダーラ(2日)
30分ほどゆっくりと額にオイルを垂らす施術です。リラックスしていたからか、あまり記憶が、、ない。眉間の少し上の方一点集中で垂らすのかと思いきや、割と額全体に垂らしてくれるんですね。心地よかった〜。だけどこれをすると、その日1日は、運動や風にあたることを避けながら生活しなきゃいけないのと、食事も生野菜やフルーツを避けた、シロダーラ用の食事に変わります。あと、洗髪も禁止。2日間、頭オイルまみれの生活。
・ネトラバスティ(2日)
目がめちゃくちゃ悪いというわけではありませんが、オーストラリアにいる間に紫外線を目にも浴びまくって、白目が焼けた?ことを伝えたら、ドライアイにもいいということでやってみた。ギーで目を浸して、瞼を開いたり閉じたり、瞼を開いて目ん玉ぐるぐる動かしたり、最初はほんの一瞬だけ沁みる感覚あったけど、すぐに馴染んで目を開くたびに黄色い世界を楽しんでた笑 これは特に食事や生活の制限はなし。
・バスティ(2日)
結構これは受けるまで緊張してた。なんたって浣腸。小学校低学年から高校生まで便秘だったわたしはイチヂク浣腸ユーザーで慣れっこだったはずなんやけど、なんせここ10年は浣腸なしの生活を送っていたから久々すぎて緊張。しかも1時間はオイルを腸でキープしないといけないってことだから、当時の便秘用浣腸の凄まじさを覚えてるわたしからすると「1時間も?!ムリムリ( ◠‿◠ )漏らす」ってドキドキしてた。でもこれはあくまで薬ではなくオイルなのでじんわり腸に馴染んでく感覚があった。でも45分もすると「あートイレ行きたい」てお腹がぐるぐるし始めて、1時間耐えるのは初日結構きつかった。そして、食事制限がより厳しくて、米やスパイスいっぱいの食べ物はダメで、こんな感じのシンプルな温野菜オンリー。この時点で10日目、出される食事以外のものが食べたくなっていたから、ここにきての食事制限は少し過酷。翌日の朝ごはんもスープのみ。
でもお腹空いたーってドクターに言ってたら、じゃあ特別にこれだけならと許可をもらい、頂いたこのクラッカンロティとドーサ。笑 ありがたい。めちゃくちゃ沁みた笑 クラッカンロティは毎日食べてた。
メイン施術はこんな感じです。
わたしは3つのドーシャの中でもヴァータとピッタが高めということで、それぞれのドーシャのバランスが取れるよう15日間かけて毎日丁寧に施術をしてもらいました。おかげで悩んでいた左の肩凝りと首の凝りがマシになり、何か詰まってたものが流れてったのかなあという感覚です。
何より、入院をしたり長期間自分の身体に向き合う時間を設けたのは人生で初めてなので、15日間とても有意義に過ごせていました。いろんな国から来たゲストの方たちと仲良くなったり、一緒に自由時間を過ごしたりもして楽しかったです。そして毎朝夕のヨガクラスもあり良かったです。
天候は15日の間、13日が雨という雨季真っ最中で、初めは少し気が重かったんですが、たっぷり水分浴びて?おかげでカパが高まっていい感じにバランス取れたのではっていう勝手な解釈。
気付いた時に少し立ち止まって深い呼吸や今の心の状態を観察したり、毎日の中でトイレにいる間の数分やお風呂の時間に今の身体の状態をじっくり観察するなどを日頃心がけて生活しています。だけど、こうして誰かの手を借りて更にじっくり自分と向き合う時間もこれからは作りたいなと思いました。
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