【佐渡プロジェクト】まさに奇跡の花⁉初夏の大野亀とトビシマカンゾウ
佐渡も梅雨入りし、ここ最近は青空が恋しくなっていました…
皆さん如何お過ごしでしょうか、キタジマです！
これから全国的にさらに暑くなってきますので、熱中症対策には
気を付けて日々をお過ごしください…！
今回は前回の夜からはまたガラッと変わり、梅雨入り前の佐渡の
「ある場所」に期間限定で咲く希少な花を見てきました！
その名も「トビシマカンゾウ」
この植物は「トビシマカンゾウ」といいます。
皆さんは聞いたことはありますでしょうか？（私は初耳でした…💦）
なんとこの花、全国で2か所しか見られない非常に珍しい花なのです！
一つはこの名称の由来となった山形県酒田市飛島と、もう一つが佐渡島です。トビシマカンゾウの鮮やかな黄色い花は、その美しさだけでなく、その希少性と特別な生態からも注目を集めています。
「初夏の終わりを告げる花」ともいわれ来たる夏の到来を想起させるまるで黄色い絨毯が広がったかのような鮮やかな黄色い花を咲かせます！
そして開花時期はおよそ毎年5月下旬～6月初頭の2週間程度なので場所だけなく、1年の中で見られる時期も限定されているという希少な花…！
そしてその開花時期（カンゾウウィークと呼ばれているみたいです！）の中でも更に満開時期を見定める必要があります💦
開花時期の見極めが大事
今年のシーズンは終了してしまいましたが、トビシマカンゾウの見頃を
逃さないためには、事前に開花情報を確認することが重要です。
佐渡観光協会のウェブサイトや地元の観光案内所などで最新の情報を
得ることをオススメします。また大野亀周辺には遊歩道が整備されており、花を間近で楽しむことができます。けっこうな道のりになりますので、
訪れる際には、しっかりとした歩きやすい靴を履いて行きましょう！
群生地は何と、佐渡の果て！
群生する場所が、景勝地として名高い大野亀です！大野亀は佐渡島の北部に位置する標高167mの海からそびえ立つ巨大な1枚岩です！
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を受賞したこともある場所でもあります！二つ星というと他に有名なところであれば長崎の軍艦島や沖縄の奄美群島、富士山・富士宮の白糸の滝も掲載されています。
大野亀の元となる岩石は、数百万年前に海底火山の噴火によって
形成されました。火山活動によって形成された岩石が地殻変動により
隆起し、現在の佐渡島の一部となり、対馬海流の強力な波によって、岩石が少しずつ削られていきました。この過程が数百万年にわたって続き、現在の大野亀の形ができあがりました。そこから風や雨による風化作用も加わり、岩石が崩れていくことでさらに独特の形状が形成されていったようですね！
何処かRPGの世界のような雰囲気！
大野亀にはしっかりと道が作られていて、実際に登っていくこともできます。しかし遠くからでも見ても分かるくらいには急勾配になっているので、観光気分で来た時の装備では心許ない…と思い今回は無念の未踏になりました…涙
しかしながら、写真の位置からでも分かるように作られた道意外には特に
これといった人工物はなく（柵もないので踏み外したら一貫の終わりです！）RPGの隠しステージのような雰囲気を醸し出しています…！
『あの頂上にはいったい何が待ち換えているのか…』みたいな童心に
帰らせてくれる一面もありました（笑）
遠くに臨むのは…『二ツ亀』
遊歩道を散策していると遠くに大きな二つの岩を臨めます。
あれは『二ツ亀』といわれる、大野亀から車で約5分の距離にあり、
二つの亀のような形をした岩が特徴的な美しい景勝地です。このエリアも遊歩道が整備されており、徒歩での移動も可能です。
特に夏には『日本の快水浴場百選』に選ばれた透明な海で海水浴を楽しむことができます。来たる夏には二ツ亀とその周りに広がる透明度の高すぎる海について特集しようと画策しています…！乞うご期待ください！！
まとめ
今回は佐渡の果ての景勝地、そしてその秘境に短期間に咲く希少な花に
ついて紹介させていただきました！遠くに聞こえる波の音と海から吹いてくる少し暖かな風、そして黄色に咲き誇ったトビシマカンゾウの景観は来たる夏の到来が近づいていることを肌身に感じさせてくれました！
しかし今は一カ月程の梅雨に入り、少し気分がもやもやしますがそれも佐渡の、ひいては新潟の美味しいお米の実りの為には必要不可欠です…！たまにはボーっと雨音に耳を傾けてみるのも気分転換にいいかもしれませんね！
miracleave【佐渡プロジェクト】に興味がある方は、是非、下記リンクもご参照ください😊
🌟佐渡事業部の先輩エンジニアの方々による記事です🌟
🌟miracleave佐渡プロジェクトに関する記事です🌟
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？