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推しとファンの"距離感"とは何かをあらためて考えてみた。(プロ野球選手バージョン)
こんにちは!40代お一人様「自然体で生きる」コラムニスト高橋陽です。
今日もフリーランス13年の経験から生きづらさを生きる秘訣・生き方と働き方をお伝えしています。
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今日は推しの話だ。アイドルオタクからWBCにハマりプロ野球選手が推しになった女子も少なくないだろう。
もちろん私もその一人。佐々木朗希投手にどハマりして1シーズンも終盤を迎えようとしている。
高身長・美しい投球フォーム・普段の少年のような姿とのギャップ・岩手で被災した壮絶な過去・・・魅力的な所はどこかと言われればキリがない。佐々木朗希投手への想いは以下の記事をご覧いただきたい。
奪三振のタイトルが狙える位置にいた7月下旬。怪我にて抹消となった。ほぼ毎週球場に通い詰めては登板を見る事ができ、毎日twitterなどで練習風景などの写真を眺めてニヤニヤしていたオタクとしては衝撃であった。
全治2週間、今季は絶望とも言われた。今回は推しとの距離感について話したいので朗希くんの後半戦については割愛する。
8月中旬。浦和の練習場に現れたとの情報が入りいてもたってもいられなくなり気づけば浦和の練習場に向かっていた。
練習場には、まだ早朝だからか数人のファンしかいなかった。2軍の練習場のいわゆる”出待ち”である。球場と室内練習場を行き来する時にサインをもらったりしている場所らしい。(現在はコロナ影響もあり自粛を推奨されている)
そして運命の時はすぐにやってきた。佐々木朗希投手が数人のトレーナーに囲まれながら(SP状態)現れた。こんなに普通に身近に出てくるのだと少し驚いた。
もちろん、とにかく姿を見たいという思いではあったが、サインがもらえたらいいなと思っていた。野球ファンではなくただのミーハーと思われても否定しない。
ファンサをもらっている人は球場でもキャンプでも沢山いるし欲しいと思う気持ちはあっていいと思っている。
しかし目の前に推しが通った瞬間、佐々木投手の試合に出れない無念さ、怪我を早く治したいという想いなどを考えたらとても「サインください」といえなかった。
むしろ失礼だと思った。当たり前だが彼はアイドルではないと今更ながら痛感したのである。
そして我に帰ったのである。よく「推しがいるだけで幸せ」なんて言葉を聞くが純粋に「応援しています。あなたのおかげで毎日が幸せです」と直接伝えられるだけで幸せなのだと。
話は少し変わるが、「ファンでいる自分と推しの時間で信頼関係が生まれる」とtwitterに書いている方がいて。(その方はKinKiさんのファンで何十年もの絆がある)その世界観は素敵だなと思った。
サインもらった、という一つの「出来事」ではなく、推しを好きになって1年めになった自分と彼の絆を大切にしていく事が重要であるという事だ。(彼は私の事が星々なのは重々承知である・当たり前ですが。笑)
そうすると、仮にどこかのキャンペーンでサインボールが当たってももちろん嬉しいが、サインをもらった時などの推しとの体験の方を大切にしていきたいと。
思い起こせば、どこかの試合で選手がサインボールを投げるイベントがあり佐々木朗希投手が投げてくれたボールが私の目の前にまできた事があった。一人ひとりなんて絶対見えてないけど、きっとこっちを見てくれた!と思っただけでもう星々は幸せだった。
(目の前のグローブを持ったおっさんに割り込まれ取られました)
物理的な距離が目の前という状態になっても、結局は自分の心の状態次第なのである。自分と推しの思い出が、自分を豊かにしていくのである。
という事を記録しておきたかった、今日のコラムでした。
(たかみおより)
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