オリ姫デーの成功に思うにわか野球ファンと推し方の多様化について
オリックスバファローズが毎年開催する「オリ姫デー」。このイベントの初日に500人の行列ができたと話題になった。
今年のコンセプトは「アイドル」。事前に投票された推しメンランキングで一位となった山崎颯一郎や二位の山本由伸など、人気選手のグッズを求める女性ファンで溢れた。
オリックスの女性ファン向けの戦略は注目されている。カメラ女子のための撮影会、ツーショット撮影会を定期的に開催。
試合前にはオンライン練習見学会をYoutubeで配信している。グッズにはアクリルスタンド、抱き枕など。選手を「タレント化」する売り方である。
ジャイアンツファン歴50年ほどの父も変わったなぁと驚いていた。
少し話題を逸らすが私がWBCから野球ファンになった。あえてSNSではこう表現している「WBCからのにわかファン」。
にわかと公言している理由は2つある。
1つは、ルールもやっと覚えた位であり好きピ(好きなピッチャー)がフォークとかスライダーとかどっちを投げているかも理解できない。その知識不足さからそう言っていた方が自分が楽だからである。初心者マークをつけている感覚。
2つは、野球が生きがい!チーム命!というほどではなく、他にも推しがいるし「ほどほどに好き」という姿勢だからだ。
ただし「にわか」と公言してから分かった事がある。にわかに対して否定的な投稿が多い事だった。「WBC後にわかが増えて嫌だ」「そろそろ辞めてくれないかな」と言う往年のファンからの否定的なコメントだ。
否定的なコメントをする理由は「選手への過剰なファンサービスをねだるなどのマナー違反が増えた」「対してルールも分からないのにあれこれ言うな」あたりの事ではないかと察する。
野球ファンが増えて嬉しいと言う肯定的な投稿も見かけられたが、これにはショックだった。
「純粋に見ていて楽しいし、プレイしている選手がかっこいい」と言うだけで野球を見てはいけないのだろうか?
応援の仕方に正解はなく、人それぞれではないだろうか。
何なら佐々木朗希投手&宮城大弥投手の通称ろきみやコンビも好きなので、基本ロッテを応援するがオリックスも応援したくなるのである。
他にも千葉県民としては、日ハムの鈴木健也投手、楽天の早川隆久投手など応援したい選手は何人もいるのだ。
アイドル界隈の言い方で言うと「かけもち」というが、この応援の仕方を好まない野球ファンは多い事は推測できる。
社会的にも「ダイバーシティ」「ボーダーレス」「LGBT」など多様化を推進する傾向にあるが、野球界の推し方にも多様化を推進してほしいものである。と言う事を言葉にしたく書かせていただきました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が参加している募集
よかったら是非サポートをお願いいたします!記事をお読みいただきありがとうございます!一人でも多くの方に生きづらさを解消し一度きりの人生を40代からでもやり直しできるように応援したいです!