125.ラーメンとご縁
駅前に小さなラーメン屋がある。
子どものクラスメイトのご家族が経営していて
我が家も結構な頻度で、お世話になっているお店である。
ご夫婦での経営されていて、醤油ラーメン1杯550円。
今では大分希少なお店ではないだろうか。
今日は午前中に業者の訪問があり、
なんだかんだで昼までかかってしまったので
お昼はラーメンにすることに。
お店にうかがったところ、そこにはなんと
子どものクラスメイトのご家族が2組も!
(出先で偶然出会って、そのままお昼になったらしい)
お友達がいて子どもは大喜び。
とにかく食べる口より、しゃべる口が元気で
親たちの「いいから食べちゃいなさい」の声がこだまする。
そんな中、お友達と一緒効果なのか
割と小食なうちの子もラーメン1杯を1人でペロリ。
少し前までは、夫か私が大盛りにして
それを分けてあげてたのにな~。
と、ラーメン1杯にも子どもの成長を感じて
思わずジーンとした。
男子中学生や男子高校生になったら、放課後に
友達と寄り道ラーメンする日も来るのかな。
「こんにちは!」と挨拶して店に入り、
友達とわいわいやりながらラーメンを注文して
食べる未来の子どもを想像するとなんだか、すごく幸せな気分になった。
子どもは一人っ子というのもあって、
家族以外にも、ゆるやかながら、あたたかな繋がりを
周囲と結んでいって欲しいなと個人的に思っている。
私自身もそういう、ちょっと不思議な繋がりとか場とかに
生かされてきたところがあるので、なおのことそう思っている
その兆しが感じられるこのお店は本当にありがたい。
ラーメンの結んでくれたご縁が、子どもにとっての
心と魂のごちそうになってくれたらいいな。
おわり
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