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田舎暮らしを始める前に!確認しておくと良いこと

田舎は魅力がたくさんあります。ですが、田舎暮らしは良い面ばかりではありません。都市での暮らしとは大きく異なる場面がありますので、以下の点を事前に考えておくことでより良い移住の実現につながると感じています。


「新しいライフスタイル」を楽しむ覚悟はあるか

田舎暮らしにシフトチェンジするときに1番大切なのは「新しいライフスタイルを楽しめるかどうか」だと思います。都会で暮らしてきた今までの自分の価値観を何一つ変えられない、という方には田舎暮らしや移住は向いていません。

例えば、徒歩や交通機関が使えるところにスーパーやコンビニ、飲食店がない、店の閉店時間が早い、新商品が手に入りにくい、デパートに行けない......など、無いものにばかり目を向ける方も田舎暮らしには向いていないと感じます。

せっかく田舎暮らしを始めるのであれば、ライフスタイルの変化を楽しむことをオススメします。新しい趣味や仕事、交友関係、時間の使い方、新しいものにチャレンジして楽しむ姿勢を持つと、地元の方にも移住を楽しんでいるように映りやすいです。私も、移住してから料理や農業など、田舎暮らしやこの土地でしか出来ないことに様々取り組んでいます。田舎暮らしをしたらやりたいこと、始めたいことをぜひリストアップしてみてください。


移住先での生活に必要なポイントを把握しているか

ある移住相談窓口の方から「自動車免許を持っていないが車必須の地域へ移住したい」と希望された話を聞いたことがあります。移住前後に車の免許を取得予定かと思ったら「車の免許を取る気はありません」と話したそうです。この話を聞いたとき、無謀な移住希望者も居ることに驚きました。

地方の中でも、ある程度の交通機関が整っている地域なら良いのですが、車が必須な地域は多く存在しますので、免許がないならインフラ整備がされている地域を選ぶなど、自分の希望地域で必要なものすり合わせておいたほうが良いです。

雪深い地域なら雪かきは必須ですし、寒さ対策も必要です。湿気の多い地域ではカビ対策、虫の多い地域では虫対策が要ります。ちなみに私は虫は大嫌いですが、温暖で湿気の多い和歌山では避けられないことなので、その点は覚悟して移住しました。1年経過した今でも大嫌いなことに変わりはありませんが、近所の方に対策の教えを請いながら共存できるように頑張っています。

住む場所によって災害のリスクも異なります。災害大国の日本で災害ゼロの土地選びは困難ですが、事前にどんな災害が予測されるかをイメージしておくことは必要だと思います。


移住に過剰な期待を抱きすぎていないか

私が7都府県に移住してきて、田舎や都市問わず、移住したことをネガティブに感じている人の共通点は「移住前に期待を持ちすぎていた」ことが影響していると感じます。

移住者から良く聞くのは「移住前には優しかったのに、いざ移住したら急に冷たくされた」という声です。移住前はまだ客人、旅行者の立場なので地域の方から怪訝に扱われることは少ないでしょう。また、移住したいと望む客人をネガティブに思う地元の人も少ないです。ですが移住してからは同じ住民として立場が変わります。「移住前が優しかったから移住しても優しいはずだ」と過度に移住先に期待をしすぎるのは後々ギャップに苦しめられることになります。

移住前から良い面ばかりに注目してしまわないよう、冷静な判断や分析をすることでより良い移住の実現につながると感じています。

次回は、できるだけ「移住を失敗した」という思いに繋がらないような、具体的な方法をご提案したいと思います。


1年間の田舎暮らしを通して実感している「田舎暮らしの魅力」も記事にしていますので、よかったらご覧ください。


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