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田舎移住に失敗しないためには「まずは体感する」ことをオススメしたい

田舎へ移住したい気持ちはあっても、漠然とした不安と期待が募り、なかなか行動に移せないこともありますよね。ですが、その不安や期待は、実際に住んでみないと解決できないことばかりです。
イメージだけ膨らませることよりも、「住む」「暮らす」体感をしながら情報を集めることをオススメします。そして、その情報とイメージをつなぎ合わせ、より具体的に移住を想像し、実現に向けて進んでみてくださいね。

旅をしてみる

まずは興味がある土地に足を踏み入れてみてください。実際に訪れると、自分の肌に合うかどうか、ピンとくるかどうかなど、感覚的な情報も多く受けとることができます。逆に、肌に合わない、何かしっくりこない等も感じることもあるので、なぜそう思うのかを整理して、次の移住候補地を探すヒントすることができます。

移住相談窓口を利用する

いくつか候補の都道府県があれば、移住相談窓口での相談がオススメです。まだ市町村が定まっていない方でも相談に乗ってもらえますし「海の近くに住みたい」等の漠然とした状態でも話を聞いてもらえます。各自治体だけでなく、東京や大阪などの都市部にも相談窓口があります。また、対面や移動での感染リスクに不安がある方はオンライン相談に乗ってくれる場合もありますので、まずは一度問い合わせてみると良いと思います。

民泊で移住体験

ホテルの宿泊も良いですが、民泊やゲストハウスで「住む」感覚を味わうこともオススメです。自治体によっては移住体験ツアーを実施しているところもあり、地域の産業などを体験することができます。ゲストハウスは移住者が集っていたり、移住者が経営している場合もありますので、宿泊先の候補として検討するのも良いですよ。

移住者に話を聞きに行く

実際に移住者に話を聞くことは、自分の不安や疑問を解消する方法の1つです。私も移住した知人に話を聞きに行き、移住を具体的にイメージしていきました。田舎暮らしや移住者の中にはSNSで情報発信している方もいます。発信している情報を集めるのも良いですし、自分の移住イメージに近い人がいれば積極的にコンタクトを取ってみてください。

個人的に連絡を取ることをためらう方は、移住相談窓口で開催されている移住者の声が聞けるイベントの参加も楽しいですよ。

不安な人は二地域居住から

田舎暮らしのライフスタイルの1つに「二地域居住」という形があります。二地域居住は、拠点を都市地方に2箇所持つ方法です。平日は都会で暮らし、週末は田舎暮らしをする場合などです。私は通常の移住方法しか経験がありませんが、移住先では2地域居住をしている方に多く出会います。

二地域居住のメリットは、旅行と違う「住む」という経験から、地域の状況が分かるようになることです。また地域での人脈づくりやコミュニケーションを取ることで、徐々に地域の方に顔を知ってもらうことができ、田舎暮らしの理想と現実のギャップを埋めることができます。田舎暮らしで不安に感じる就職活動も、二地域居住なら田舎暮らしをしているときに情報を集め、就職活動をすることも可能です。

定住することだけが移住のスタイルではありません。柔軟な移住スタイルもぜひ検討してみてくださいね。

具体的なイメージでより良い田舎暮らし

田舎暮らしを選択することは人生において大きな選択です。未経験のことには不安が伴い、失敗したくないと思うのは当たり前のことだと思います。
田舎暮らしをより具体的にイメージすることは、より良い田舎暮らしに繋がります。ぜひ様々な角度から移住をイメージしながら田舎暮らしの実現につなげていってくださいね。


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