マガジンのカバー画像

いなか古民家ぐらし

36
田舎暮らしや古民家暮らし、移住をイメージしたい人へ。 ひとり暮らしののち、2023年から2人ぐらしになりました。
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

わたしは移住経験をどう発信したいのか

移住の記事を書きながら、ふと、以前オンラインで話をした移住希望者のAさんのことを思い出した。繋がるきっかけをくれたTさんに連絡をすると、Aさんは今、住まいが決まって移住が具体化している、という。 Aさんは、私と話したことがずっと印象深く残っているらしく「落ち着いたら私に会いたい」と言ってくださっているそう。 なんて嬉しいことだろう。胸が熱くなった。 「移住体験を話す」という貴重な機会Tさんは、Aさんと私の境遇が似ていると感じ、話す機会を作ってくれた。Aさんの状況や希望を

田舎移住に失敗しないためには「まずは体感する」ことをオススメしたい

田舎へ移住したい気持ちはあっても、漠然とした不安と期待が募り、なかなか行動に移せないこともありますよね。ですが、その不安や期待は、実際に住んでみないと解決できないことばかりです。 イメージだけ膨らませることよりも、「住む」「暮らす」体感をしながら情報を集めることをオススメします。そして、その情報とイメージをつなぎ合わせ、より具体的に移住を想像し、実現に向けて進んでみてくださいね。 旅をしてみるまずは興味がある土地に足を踏み入れてみてください。実際に訪れると、自分の肌に合うか

田舎暮らしを始める前に!確認しておくと良いこと

田舎は魅力がたくさんあります。ですが、田舎暮らしは良い面ばかりではありません。都市での暮らしとは大きく異なる場面がありますので、以下の点を事前に考えておくことでより良い移住の実現につながると感じています。 「新しいライフスタイル」を楽しむ覚悟はあるか 田舎暮らしにシフトチェンジするときに1番大切なのは「新しいライフスタイルを楽しめるかどうか」だと思います。都会で暮らしてきた今までの自分の価値観を何一つ変えられない、という方には田舎暮らしや移住は向いていません。 例えば、

住むことで感じる「田舎暮らしの魅力」

和歌山で田舎暮らしを始めて1年、私はたくさんの場面で「移住して良かった」と心から思います。実際に生活の中で感じた、田舎暮らしの魅力をお話します。 密を避けやすい環境和歌山に移り住んですぐに「移住は正解」と感じた理由は「密を避けやすい環境」があるということです。 和歌山に移住する前は大阪市内に住んでいました。当時、看護師だった私は、自分のことを「コロナに感染している可能性のある汚い存在」と思っていたので、極力人混みを避けて生活をしていました。 都会では、最低限の外出場面で

移住を繰り返している理由がわかった気がする

ここ最近、自己紹介をする時に職業よりも先に行ってしまう言葉。 「7都府県に住んだことがあります」 「結果、移住が趣味みたいになってます」 なぜこんなに移り住むのか。 「ヒッピーなのかと思った」と言われることもある。 わたし自身も、理由を考えていたが簡潔な答えが出ていなかった。 先日、ある人が私のことを「研究者」と呼んだ。 ハッとした。そして、なぜかしっくり来た。 思い返せば、私は何か「テーマ」を持って、その土地に住んでいた。 新しい仕事へのチャレンジ、土地が自分の肌に合