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離婚を母に伝えた時

夫と離婚の話し合いをする前に、
一番最初に、
姉に離婚についてメールで打ち明けました。

姉はショックだったものの、
夫のインスタは、
毎回趣味のサイクリングの写真ばかりが
更新されていたので、
夫が週末にいつも単独行動していることについて、

なぜ、夫婦二人で一緒に出かけないのだろう?と

不思議に思っていたそうです。

私は離婚することになった重たい気持ちよりも、
日本に帰れる嬉しい気持ちを
姉に伝えました。

姉はいつも空港で私を見送る度に、
どうして私が日本にいないのか、
いつも寂しく思っていたそうです。

姉の反応を見た後、

母がどう反応するのか、
私には想像がつきませんでした。

母には、電話で話すことにしました。

あのね、私、
日本に帰ることに決めたの。
別れて、日本にずっと住むことに決めたの。

今までの経過を母に話し、
母は、うん、うん、とずっと頷いて、
ただ、ただ、話を聞いてくれました。

そのあと、
ぽつりと、
夫が悪かったね、と言いました。

私は、母に謝りました。
姉のように、一人の人と30年以上も仲良く夫婦として
やっていくことができなくて、
ごめんね、と。

すると母は、

あなたの方が人生いろいろ経験できて、
よかったじゃない?と言ってくれました。

私は、母が私にがっかりするのではないか?
そればかりが気になっていましたが、

その一言で、
母が私の離婚を受け入れてくれて、
応援してくれてることを
感じました。







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